『地面師たち』読了

先日読んだ本も参考にして書かれた本小説。積水ハウス詐欺事件をベースにしているように思えます。

事件の深層! 積水ハウスはなぜ「地面師の嘘」を見抜けなかったのか

主に地面師の一人の視点で書かれている本小説、闇が深い人間模様を上手く描いていて面白く読めました。

地面師たち
地面師たち
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新庄 耕
集英社 (2019-12-05)
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非常事態宣言は出たものの...

日本でもようやく非常事態宣言は出ましたが、法整備に時間がかかるからか、罰則規定も強制力もないという内容。

とはいえ、Twitterを見ていたら、「このタイミングだから国民が真剣にとらえて行動に移すかも。3月中だと罰則規定も強制力もないので誰も従わないだろう」とあって、それは確かにそうかもしれない、と思いました。不謹慎ながら志村けんさんが亡くなったことで、国民の多くが武漢肺炎のリスクを我が身の事のように考え始めたのだろうと思います。

とはいえ、個人的には1ヶ月ほど遅い宣言。武漢封鎖による病原菌制圧のような事は一党独裁だから出来る、というのは必ずしも正しくなく、アメリカの一部の州や欧州、そしてインドやシンガポールでも都市封鎖を行っています。法整備含めた危機管理体制がしっかりしていれば可能なはず。また都市封鎖をしなくても適切なタイミングで適切な対応をすれば押さえ込めるということを全世界に知らしめたのはなんといっても台湾です。

ということを考えると、日本の今後の状況はどうなるか、まだまだ予断を許さない状況だと思っています。

現在米系企業の香港法人勤務で、主に日本市場を担当していたワタクシ。香港を拠点しながら日本市場を見るというのは個人的には非常に良いポジションだと思っていました。

しかしながら昨今の武漢肺炎禍のため、各国鎖国状態に入ってしまうと、途端に厳しくなり、自分の職がカントリーリスクに晒されているとひしひしと感じます。

日本にいて日本市場を見ていると、日本経済の浮き沈みという市場リスクもあるので、どっちもどっち。唯一絶対の解はないと分かっていますが、あれこれ悩ましいです。

幸か不幸か2月以降香港内の顧客担当を一部引き継いだので、今年前半は香港内の案件に注力しつつ、いつ鎖国が解かれてもいいように日本向けにも種まきだけはしておこうと動いています。

MBA卒業後子供の教育を考えて日本に戻られたましゅうさんも悩まれている様子。

アフターコロナの世界で働く自分を想像する:Effortless Endeavor after CEIBS

僕は2008年金融危機はまさに自分のMBA卒業後のキャリア形成に直撃したので実感あるものの、311の時は深圳にいて、未経験であるがゆえに想像の及ばない部分もあります。

今回はグローバルの疫病危機で、お国毎の対応が出ていて、香港にいて良かったと思うことはあります。対応については後手に回った部分もありつつも、グローバルで見れば台湾には及ばないものの及第点。そして永久居民権を持っているために現在の香港基本法下では香港で生まれ育った香港人とほぼ変わらない権利を持てるので、その点もあまり不安がないのは助かります。これが他の国で労働ビザを持って働いている身だと、仕事がなくなるとビザも失効して帰国せざるを得ないという事にもなるでしょうし...。

まだ現在進行形の東電原発関連裁判を元に、東電及びその経営陣の罪について様々な資料から纏めています。

本件のような、法人だけではなくその経営陣の罪を問う裁判はかなり難しく、まだまだ今後どうなるか分からない状況ではありますが、非常に注目しています。

東電原発裁判――福島原発事故の責任を問う (岩波新書)
添田 孝史
岩波書店 (2017-11-22)
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2年ほど前に提供が開始されたMT7。当面様子見、としていましたがそろそろアップグレードしなければ、と重い腰を上げてアップグレードしました。

やり方は以下の公式サイトを見ながら。

旧バージョンから Movable Type 7 へアップグレードする:Movable Type

幾つかエラーが出たものの、先人たちの知恵をグーグル先生利用してお借りして解決。無事最新版にアップグレード出来ました。

予てよりコメント欄が上手く機能しませんでしたが、SNS全盛のこの時代、ここにコメント欄を持つ必要も無かろうと思い、閉じることにしました。過去のコメントはいじらずそのままにしておきます。

100年前からの日中関係を紐解きながら、政経共に近くなったり遠くなっている現象を見ていくことが出来ます。

20世紀初頭の日中で起こったことがまさにその後起こった衝突と似ていて、歴史は繰り返すとはまさにこのことだと思いつつ、いつになったら新たな章を二国間で迎えることが出来るのか、悩ましい問題です。

日本と中国経済: 相互交流と衝突の100年 (ちくま新書1223)
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WHOを信頼できない理由

これは酷い...最初はフェイクニュースかと思って映像の繋ぎ込みなどじっくりみちゃいましたが、どうもホンモノのインタビュー。武漢入りもしたというWHOのBruce Aylward、RTHKのSkypeインタビューにて台湾について聞かれたら聞こえないふり、からの切断!

某大国を忖度してのことだと思いますが、このため今回の武漢肺炎に関してはWHOの発表は疑ってかかる必要があります。

本件上記だけで終わらず...。香港の商務及經濟發展局局長の邱騰華がRTHK及びインタビューを行った記者唐若韞(イボンヌ・タン)に対して、「1つの中国」という原則を踏みにじったとして注意警告を発するという事態に。

Hong Kong gov't slams RTHK for 'breaching One-China principle' after broadcaster asks WHO doctor about Taiwan:HKFP

中共政府がそれを言うならまだしも、香港政府からそのような警告が出てくるのは非常に残念かつ筋違いだと思うのですが、どうでしょうか。

『高校事変 II』読了

前作の終わりにちょこっと予告的なエピソードが数行はいってましたが、そこから本作品の内容へ。

前作が学校を舞台にした大活劇だったので、それに比べると本作は少々小さくまとまっている感がありましたが、主人公の生い立ちがちょっとずつ明かされてきて、今後が益々期待出来そうです。

高校事変 II (角川文庫)
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松岡 圭祐
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これでホントにお別れ

今日は7年間住んだ灣仔のフラットの引き渡し日。2月に九龍城に引っ越したものの、契約上3月31日まで借りていたのでした。

こちらではあんまり隣近所に引っ越しすると触れ回ったりしないのでそっと引越したものの、顔合わせたらちょっとしゃべる位の間柄のお向かいさんとばったり最後に出会い、ご挨拶が出来たのはよかったかも。

午前中に最後に残った不要品を廃棄し、午後に不動産屋さんを迎え入れて最終確認。長い間ありがとう、灣仔。

例の積水ハウスの地面師事件がFBI案件になった模様:宇佐美典也のブログ

積水ハウスがなにかやらかしたらしい...ということで本書を読んでみました。不動産のプロたちが騙される事なんてあるのかなと思わなくないけど、分業制で元締めが簡単に捕まらないようになっていて、かつ案件毎に人をアサインする...なんて機動的な犯罪者たちなんだろう、とビックリです。

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団
森 功
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