80年代のスーパーアイドル菊池桃子による自伝。 2人目のお子さんが生まれたときから障害を持っていて、それもきっかけとなり仕事という意味に限定しない、『生涯キャリア』について学び、自らの体験も含めてどう生きていくのかを纏めた本です。
タイトルは彼女の恩師から言われた言葉で、30代までが人の一生の午前とすれば40代以降は午後、その午後をどのように生きるか、という観点を主として本は書かれています。
午前の過ごし方が当然午後にも影響します。しかし過去は変えられないものの、まだまだ未来は自ら変えていけるはず。そういう思いで本を書いたのだろうと察します。同じく40代の自分にとって、共感出来る本でした。