家族で選挙

今日は東日本大震災から7年目の日でありながら、香港においては立法會の補欠選挙、通称『補選』の日でもありました。

朝から晩まで立候補者及びその支持者達が街頭で演説をしていました。僕も妻と子供を連れて三人で投票に行ってきました。投票場所は僕らの家から徒歩30秒というとても便利な場所(笑)

妻と僕では政治傾向は違うものの、2人で選挙権をしっかり行使してますが、子供にも大事なことであることを知ってもらうため、可能な限りいつも家族で選挙に行こうと思ってます。

僕のFacebookのポストに「香港には未来はないから他の国に行こう」と書き込んだ友人がいて、大変悲しくなりました。彼は英国出身なのでいつでもお国に戻れるから、同じ立場(香港における外国人)の僕にそう書いたのだと思います。しかし僕の家族はここ香港で生まれ育ち、香港が故郷なので、そう簡単に見捨てる訳にはいきません。

それに未来は他の誰かや為政者が授けてくれるものではなく、その地に住む一人一人が自らの意思で作っていくもの。全ての個々人の意思を全てくみ取り、全ての人に取っての天国を作り出すことはもちろん出来ませんが、少なくとも今の自分達がより良い未来を臨まない限り、まさに「未来はない」状況になります。

子供が出来てからより一層子供が大きくなったときの世界がいまよりも少しでも良い世界になっていて欲しい、そう思いながら今回投票してきました。