普段のオープニングは大瀧詠一「君は天然色」ですが、今回は前年度の大賞、佐野元春「Someday」になってましたね。

  • "最優秀リズムセクション賞" プリプリ「Diamonds」 作詞:中山加奈子 作曲:奥井香(現:岸谷香)

カップリングの「M」(作詞:富田京子)にも触れてますね。どちらの曲も今更解説の必要もない名曲ですので本筋と関係ない話を3つほど。

(その1)おかあさんといっしょ、の曲で「ぼくらのうた」(作詞、作曲:岸谷香)という名曲があります。NHKの子供番組、堀井勝美が曲提供してたり、侮れませんよ!

(その2)プリプリのレコーディングはボーカル以外スタジオミュージシャンを使っていると音楽関係者から聞いたことがあります。真偽のほどは分かりません。。。

(その3)スージー鈴木のキーボードを聞きながら橋本潮「恋の未確認」(エスパー魔美のOP曲)の入りの雰囲気に近いかな、とか思ってました。この手のリズムは当時の流行りだったようですね。

  • "最優秀アウトロ賞" "最優秀フェードアウト大賞" 松原みき「真夜中のドア~Stay With Me~」(作詞:三浦徳子、作曲・編曲:林哲司)

これはもう文句なしの名曲!グッときますね。牧田スポーツの指摘の通り、松原正樹のギターが素晴らしい。いわゆる「シティポップス」で、八神純子とか永尾美代子とかが思い浮かびます。八神純子の曲で、この曲に雰囲気似た曲があったはずなんだけど、、、思い出せない。そして林哲司から竹内まりや「September」がサラッと出てくるところは、スージー鈴木さすがですね。

あと、これも関係ない話ですが「Stay With Me」と言われると、アイランドのそれを思い出さずにはいられません。沖縄出身のミュージシャンは多いですね。松任谷由実のオールナイトニッポンのED曲で、今でもよく覚えています。何も言わないで ただじっと二人だけの 時を過ごせるなら♪

そして、ちょっと路線が違いますがGU-GU-ガンモのOP曲「ガンモ・ドキッ!」(作詞、作曲:森雪之丞)も松原みき(スージー・松原、の名義)とのご指摘いただきましたので、あわせてご案内させていただきます。そしてこの曲のベースひいてるのが後藤次利という指摘もありました。昭和の時代は豪華だな、、、

  • "R&R甲子園優勝校=広島皆美高校" 「唇をかみしめて」(作詞、作曲:吉田拓郎)

この後、奥田民生バージョンも流れましたが、広島は浜田省吾、世良公則、西城秀樹、と人材豊富ですねぇ。

  • "最優秀ギタープレイ賞" "日本ベスト2拍3連大賞" 小田和正「ラブストーリーは突然に」(作詞、作曲:小田和正)

イントロのギターが9th とか11thでテンション、という技術的な話だけで終わるのではなく、ギター弾いてるのが佐橋佳幸(=松たか子の夫、前出の都立松原高校出身)ってところまで解説が入るのが素敵。そして「日本ベスト2拍3連大賞」はウケた!確かにそうですね!でも筆者としては2拍3連としては大瀧詠一「さらばシベリア鉄道」にも一票を投じたいところです(爆)。

続いてスージー鈴木の独壇場、"日本ミファミレド大賞"です!

  • H2O「想い出がいっぱい」 作詞:阿木燿子 作曲:鈴木キサブロー
  • globe「FACES PLACES」
  • AI「Story」
  • The Beatles「The Fool on the Hill」
  • Simon&Garfunkel「Bridge Over Troubled Water」

というような錚々たる曲が流れた後で、結局大賞は、、、

  • テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし

個人的にはこういう切り口からの分析って好きですね。ちょっと前にNHKで放送されていた「どれみふぁワンダーランド」でやっていた「ソドレミのコーナー」を彷彿させますね。

  • "最優秀 古の価値大賞" 郷ひろみ「ハリウッドスキャンダル」作詞:阿木燿子 作曲、編曲:都倉 俊一

都倉俊一と聞くと、筆者としてはやっぱり「あずさ二号」ですねー。

  • "最優秀ワンヒット賞" 町田義人「戦士の休息」作詞:山川 啓介 作曲:大野 雄二。

続いてこれか!もちろんイントロで分かりました。映画「野生の証明」のテーマ。王道のカノン進行。ワンヒット賞って一発屋ってことですかね(爆)。Beatles「I saw her standing there」と同じコードだとか、ここまで「戦士の休息」の詳細な分析が公共の電波に乗ったことは未だかつて無かったことでしょうし、今後も二度とないことでしょう。。。

町田義人は映画「キタキツネ物語」のテーマ曲「赤い狩人」(作詞:奈良橋陽子、三村順一、作曲:タケカワユキヒデ)を歌ってた、というのは知ってましたが、そのさらに前、ズーニーヴーの時代に「ひとりの悲しみ」という曲を歌ってた、というのは全然知りませんでした。そしてこの曲がその後、歌詞を変えて「また逢う日まで」になると、、、奥が深いな、まだまだ修行が足りませんね、、、なお牧田スポーツ曰く「また逢う日まで」は「フロアタム大賞曲」とのことです。

歌詞と歌手を変えて大ヒットした、といえば「別れても好きな人」もそうですかね。青山と原宿はどっちでも良いですけど、高輪は狸穴のままの方が面白かったと思いますけどね。高輪から東京タワーって遠いのに、とか突っ込んでしまいます。

ちなみに同じ角川映画で、名前が似ている「人間の証明」はジョー山中ですので、お間違えの無きよう。

  • "第二回 輝く!日本カセットテープ大賞" BOØWY「BAD FEELING」

理由は「好きだから」とのこと。まさに独断と偏見で成り立つ番組、こういうの好きですね!(笑)

今回は「後世に歌い継ぎたい日本の歌」ということですが、どんな歌が紹介されるのでしょうか。。。

  • RCサクセション「上を向いて歩こう」作詞:永六輔 作曲:中村八大

中村八大の楽譜に対して、一拍置いて歌った坂本九、さらにそれをアレンジした忌野清志郎。スージー鈴木曰く「ロックンロールがアップデートされていく過程」というのは面白い表現。

  • 荻野目洋子「ダンシングヒーロー」

オリジナルはAngie Gold「eat you up」です。ライジングプロダクション平社長曰く「ダサいから良いんだ」とのこと。登美丘高校ダンス部とか、岐阜の盆踊りでも使われているとか、日本で受け入れられやすい旋律なんでしょうね。ダサかっこいい、といえばDA PUMP「USA」ですが、安室奈美恵「TRY ME」とサビのコード進行が同じ、という指摘もまた興味深い。

牧田スポーツの「のど自慢に持って行けるかどうか、という線引き」という指摘も面白いですね。お茶の間に受け入れられる=大ヒットするかどうかの基準になってるかもしれませんね。

  • 椎名林檎「陰りゆく部屋」

オリジナル荒井由実の印象が強すぎて、筆者としては他を受け入れられないです(爆)。

  • 長渕剛「乾杯」

実は筆者は長渕剛はあんまり好きではなくて(爆)、ほとんど聞かないですし、カラオケでも歌いませんが、「乾杯」に関して言えば、このサラッとした1980年バージョンが好きです。永井龍雲の「道標(しるべ)ない旅」にも近い、純フォークソング。音楽的には初期の長渕の方が良いと思います。

同様の例として円広志の「ハートスランプ二人ぼっち」のリメイクがあります。探偵ナイトスクープのテーマソングですが、元々テレビで流されていたのはサッパリしたアレンジだったのに、CD化された時に、ねちっこいアレンジになってしまいました。昔のままのアレンジで音源化してほしかった。

  • 安全地帯「悲しみにさよなら」作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二

「玉置浩二ナインス」とは面白い指摘(笑)。「ワインレッドの心」のサビもナインスがあるんですね。ナインスは音取りずらいですかね?単純に「一音上」だから、そう思って入れば音取れると思うんだけどね。クリシェもそうですが「半音ずつ」とか決めてもらえれば特に音取りにくくはないと思いますが。

  • 吉川晃司「すべてはこの夜に」 作詞、作曲:佐野元春

沢田研二の曲ですが、吉川晃司がカバーしてたのは知らなかったです。まだまだ修行が足りませんね、、、沢田研二は渋谷公会堂のライブに行ったこともあるくらいハマってたことがありまして。

  • MANNA「YELLOW MAGIC CARNIVAL」 作詞、作曲:細野晴臣

マニアックすぎる(爆)。そもそもティンパンアレーとかキャラメルママの説明から始めた方が良いと思いますが、そんなことは周知の事実としてばして話すっとが進んでいく。。。

そして牧田スポーツ曰く「チャイナ物に外れなし」とのことで、、、

泰葉は知ってましたが、鹿取洋子は初めて聞きました。これはいい!!確かにチャイナ物=ペンタトニックスケールなので、日本人に馴染みのある旋律で、大きく外れないんでしょうね。

そしてチャイナ物と聞いて、筆者としてはこの曲を押さずにはいられません。

小学生のころ、エレクトーンの発表会でやりました(爆)。番組で紹介されたわけではありませんが、チャイナ物つながりということで、ご参考までに、、、

  • 近田春夫「恋の弱味」作詞:橋本淳 作曲:筒美 京平

オリジナルは郷ひろみ。近田春夫の名前が出てきただけで、もう満足です。タモリ倶楽部に出てるだけのおじさんじゃないんですよ!

  • 石野真子「恋のハッピー・デート」作詞:森雪之丞 作曲:MYERS MIKE

オリジナルはThe Nolands「Gotta Pull Myself Toghther」ですね。そして石野真子と長渕剛との婚約の話が飛び出して、オチとなりました。狼なんかこわくない!?(爆)

それでは今日はこの辺で。

今週のテーマは「秋の名曲」とのことです。筆者としてはアリス「秋止符」、さだまさし「秋桜」、竹内まりや「September」あたりが真っ先に思い浮かぶところです。

  • 岩崎宏美「思秋期」作詞: 阿久悠、作曲・編曲: 三木たかし

この曲はオンエアでも流れた三木たかしが編曲したバージョンが一般的に有名ですが、萩田光雄が編曲したバージョンもありますので是非聞き比べていただきたいです。

経緯はちょっと違いますが、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」も編曲が違うバージョンがありまして(星勝と井上鑑)、筆者は本家ともいえる来生たかお「夢の途中」の編曲も手掛けた星勝のバージョンの方が好きですね

「思春期」→「思秋期」とした阿久悠、さすが職業作詞家ですね。うまい。そして「終止符」→「秋止符」とした谷村新司(当時はアリス)も評価されるべきと思いますね。はい。

  • オフコース「YES-YES-YES」「I Love You」「秋の気配」「夏の終わり」 作詞・作曲:小田和正

直球の「秋の気配」ではなく、「YES-YES-YES」「I Love You」とはなかなか、と思いましたが、その後結局「秋の気配」「夏の終わり」と直球コテコテに収まり(爆)、4曲連続で完全にオフコース祭りとなってしまいましたね。「こんなことは今までなかった 僕があなたから離れてゆく」の歌詞は。。。グッときます。。。

スージー鈴木曰く、オフコースは「日本を代表する理系バンド」とのこと。確かに東北大学工学部建築学科(小田和正)と東京工業大学(鈴木康博)ですからね。

アルバート・ハモンドは「カリフォルニアの青い空」(It Never Rains In Southern California)の方が有名でしょうかね。そしてここで、クリシェについての解説がありました。

ZIGGY「GLORIA」
BOØWY「B-BLUE」
ドリカム「LOVE LOVE LOVE」

半音ずつ下がっていく進行として上記3曲が例として出てましたが、筆者としては是非メリーポピンズの「チムチムチェリー」も入れてほしいですね。クリシェとは「チムチムニーチムチムニーチムチムチェリー♪」と半音ずつ下がっていく進行です。

  • ちあきなおみ「黄昏のビギン」 作詞:永六輔 作曲:中村八大

オリジナルは「黒い花びら」で有名な水原弘ですが、1991年にちあきなおみがカバーしています。今ではこちらの方が有名になってしまいましたね。

この曲のコード進行「C→Am→CM7→Am」について「いこかもどろか進行」とは言い得て妙です。「涙のキッス」のイントロも同じですし、ドラえもんの映画「のび太と竜の騎士」のテーマソング「友達だから」(作詞:武田鉄矢 作曲:山木康世)のイントロも同じ進行、かな?

では本日はこの辺で。

BS12で日曜夜9時からやってる「ザ・カセットテープ・ミュージック」という番組が久々にツボにはまりました。オープニング曲、大瀧詠一「君は天然色」に合わせて番組が始まります。出演はスージー鈴木牧田スポーツのお二人に、女性ゲストが1名加わります。毎回テーマが決まっており、そのテーマに沿って主に70年代から90年代の曲を流しつつ、あーでもないこーでもないとダラダラ語ってる番組なのですが、この空気感が最高に良いのです。今後もできる限り追いかけていきたいと思っています。

  • 南沙織「17才」 作詞:有馬三恵子 作曲・編曲:筒美京平

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さて今回のテーマは「日本アイドル史概論」ということで南沙織「17才」からスタート。まぁ王道ですね。森高千里じゃないんですよ!と言いたかったところですが、番組の最後にちゃんと森高千里バージョンも流れてオチになってました。

 

  • キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」 作詞:喜多條忠 作曲:吉田拓郎 編曲:馬飼野康二

森進一「襟裳岬」のヒットを受けて、渡辺プロダクションの渡辺晋社長が吉田拓郎に依頼したという経緯まで解説がありましたが、ここでスージー鈴木が語っている「キャンディーズを大人にしてやってくれ」の行は吉田拓郎ではなく「喜多條忠が嘘っぽく語っていたこと」のようです。吉田拓郎本人が、そのようにラジオで語っていますが、真偽のほどは定かではありませんね。

ちなみに「やさしい悪魔」も同じく拓郎とのこと。拓郎がアイドルに提供したといえば、石野真子「狼なんかこわくない」が真っ先に思い浮かびますけどね。

  • 裸足の季節 作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎 編曲:信田かずお

「青い珊瑚礁」じゃなくてあえてこっち、というところに牧田スポーツのこだわりを感じます。そして筆者も全面的に賛成、です!

この曲、間奏部分が円広志「夢想花」のそれに似てるよなぁと思うのは筆者だけでしょうか?信田かずおはヤマハの流れを汲むミュージシャンなので、船山基紀が編曲した「夢想花」と似てくる可能性が十分あると思うのですが、いかがでしょう?

  • 早見優「夏色のナンシー」 作詞:三浦徳子 作曲:筒美京平 編曲:茂木由多加

個人的には「誘惑光線・クラッ!」(作詞:松本隆 作曲:筒美京平)の方が好きですね。松本隆つながりでいくと山下久美子「赤道小町ドキッ」(作曲:細野晴臣)までセットで押さえておきたいところです。

  • おにゃんこクラブ「セーラー服を脱がさないで」 作詞:秋元康、作曲・編曲:佐藤準
  • 新田恵利「冬のオペラグラス」 作詞:秋元康、作曲・編曲:佐藤準

「セーラー服を脱がさないで」のレコーディングがドラム青山純、ギター松原正樹、といった錚々たるメンバーで行われており、牧田スポーツ曰く「超一流スタジオミュージシャンの無駄遣い」とのこと(笑)。

佐藤準の作・編曲といえば、井上陽水「Make-up Shadow」が筆者は好きですね。光GENJIの編曲も多数手掛けておられ、これぞ80年代サウンド、って感じがしますね。

  • 小泉今日子「GOOD MORNING-CALL」 作詞:小泉今日子 作曲:小室哲哉 編曲:清水信之

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旋律が「Self Control」および「BOY MEETS GIRL」と同じじゃねぇか、という至極ごもっともな指摘がありました(爆)。そしてキョン2の間に割り込むデイビッド・カヴァーデル、野呂一生、伊東たけし、のあたりが親しみ持てますよねー。

では本日はこの辺で。

4Gに対応したSIMフリーのWiFiルーターが安かった(日本円で約4千円)ので購入しました。型番はHuawei E5573、ディスプレイ無しのシンプルなモデルです。ディスプレイは無くてもそんなに困らないので、コスト重視ってことで。

E5573Cs-609
2G (850/900/1800/1900 MHz)
3G (850/900/2100 MHz)
LTE B1/B3/B5/B8/B26/B40

B26はB5, B6, B18, B19を含むので、これなら日本でもdocomo、softbankのMVNOでプラチナバンドも含めて使えそうだなと期待しています。レビューによるとバッテリも長持ちするっぽいので、さてどれくらい使えるでしょうかね。

voyo.jpg仕事の関係もあって最近タブレットをいじる機会が増えたのですが、最近触った中で一番面白かったのは「VOYO Q101」というモデルです。何が面白いかといえば、ズバリその安さ。いくつかのウェブサイトで販売しているようですが、GEARBESTでは現時点(2017/11/3)で送料込みで94.99ドル、日本円で10,806円で販売されています。充電器とMicroUSBケーブルも付属しています。また専用のケースも売られていて、両方合わせても11,423円です。もちろん値段相応の安っぽさが感じられる部分も多々あるのですが(笑)条件さえ合えば良い選択肢になると思いますので、触ってみた印象等をご報告したいと思います。

〔1. スペックは高くないが実用上問題なし〕 詳細スペックはウェブサイトを参照いただきたいのですが、決してハイスペックではありません。しかしCPUは一応オクタコア、RAM 2GB搭載です(RAM 3GBのモデルもあるが高い)。SIMスロット(標準サイズ×2枚)、MicroUSB端子(最近流行りのType-cではないところがむしろ良い)、電源スイッチ等のI/Oが集中して配置されているのは、おそらくスマホ用の基盤を使っているからではないでしょうか。売れ残ったスマホ用の基盤を流用して低価格を実現しているのでは?などと邪推しております。

〔2. デュアルSIM対応、2G/3G/4G対応〕 デュアルSIM対応、サイズは今時珍しい標準サイズ。MicroSDHCスロットも付いてますので内臓ROM 32GBと合わせてストレージ不足の心配はないでしょう。4Gの対応バンドは、2100(1) / 1800(3) / 2600(7) / 2600(38) / 1900(39) / 2300(40) / 2500(41) MHzですので、日本でもインドネシアでも、まぁ問題なさそうです。Bolt!が使っているBand40に対応しているのはジャカルタ在住者にはうれしいところ。SIMスロットは若干固めで、SIMカードがすんなり差し込めなかったりします。コツが分かれば大丈夫なのですが、このあたりの雑さ加減は値段相応な感じですね(笑)。

〔3. ロットによって仕様が微妙に違う〕 同じ「VOYO Q101」でも発売された時期によって仕様が少しずつ異なる模様。5月に書かれたこちらの記事ではWiFiが2.4GHzのみ対応と書かれていましたが、9月に筆者が入手したモデルは2.4/5GHzの両対応になっていました。またOSも発売時期によってAndroid4.0.4 / 5.1 / 6.0 / 7.0と各種ある模様。バッテリ容量は9月に入手したモデルは5000mAhだったのに対して、10月に入手したモデルは6500mAhでした。新たに出荷されたロットの方が少しずつ良いスペックになっているようです。おそらく現時点で最新の物を買えば、OSはAndroid 7.0、WiFIは2.4/5GHz両対応、バッテリは6500mAhであると思われます。

〔4. スクリーンに若干難あり?〕 複数台を使ってみて気づいたのですが、スクリーンの質に若干ばらつきがあるようです。スクリーンの隅に若干色ムラがあるものや、画面に気泡のような小さな汚れ?がついている個体がありました。実用上問題ありませんし、値段を考えれば諦めもつきますが、気になる人は気になると思います。返品も可能ですが費用と時間がかかりますので「まぁこんなもの」と思って諦めた方が良いかも。

voyo1.jpg〔5. 意味不明のスクリーンショット撮影ボタン〕 画面下のナビゲーションバーには通常3つのボタンが配置されていますが、このタブレットでは何故か通常の3つのボタンに加えて、一番右側にスクリーンショットを撮影するボタンが追加されているのです。これが本当に大きなお世話で、意図しない時に指が触れてしまって無駄なスクリーンショットを多数保存してしまうのです(笑)。ウェブ経由でサポートデスクに問い合わせてみても納得のいく回答が得られず、結局自力でナビゲーションバーのカスタマイズを行うことにしました。

まず10月に入手したAndroid7.0のモデルは、Custom Navigation Barというソフトを使ってナビゲーションバーのボタンのカスタマイズが可能でした。adb shellのコマンド打ったりする必要はありますが、これが一番すっきりします。

それより前(Android6.0より前)のモデルは上述のソフトが使えないため、Hyde System Barというソフトでナビゲーションバー自体を消してしまう(画面の下に隠してしまう)方法で対応するしかなさそうです。

このように若干クセはありますが、10インチのタブレットを1万円ちょっとで買えてしまうというのは破格の安さです。ダウンロードしておいた動画を見たり、YouTubeを見たりする分には全く問題ありません。画面が大きいので電子ブックリーダーとしても使えます。GPSも内蔵していますのでカーナビ的な使用法も出来そうですね。子供のおもちゃに、そしてオッサンのおもちゃに(笑)一台いかがでしょうか。

PayPalで外貨建ての商品を購入しようとする場合、デフォルトでは「PayPalのレートで日本円に換算」された上でクレジットカードに請求されます。この「PayPalのレート」というのが結構なぼったくり(手数料4%程度?)で、外貨建てのままクレジットカードに請求(手数料1.6%程度)された方が基本的には有利です。あちこちのサイトで指摘されていますので既にご承知の方も多いかと。

つまり決済通貨を変更することで回避できるのですが、JCBの場合、この決済通貨変更のメニューが出てきません。つまり強制的に不利なレートで円建て決済されてしまいます。なお筆者がPayPalに登録している3ブランド(VISA、AMEX、JCB)で比較したところ、このようになりました。

VISA → 変更可能(円建て/外貨建てを選択できる)
AMEX → 外貨建て固定
JCB → 円建て固定

外貨建てで支払いたい場合はVISAかAMEXにしなくてはならない模様。AMEXは外貨手数料が2%と高めなので、ここは1.63%のVISAで支払うことにしようと思い、支払うカードをVISAに変更し、外貨建てを選択しました。

しかし諦めの悪い筆者は、ここでもう一度JCBカードに変更して、他に方法がないか探ってみようとしました(笑)。そうすると・・・、なんといつの間にかJCBの決済通貨が外貨建てになっています・・・。どうやら他のカードで決済通貨を変更すると、その変更がJCBにも影響するみたいです。もしかしてバグでは?(爆) とりあえずそのままJCBで外貨決済してしまいました!大丈夫なのかなこれで・・・。

※追記:後日確認したところ、上記の方法では決済できたようには見えただけで、実際にはエラーとなっていたようです。単純にウェブサイト側のバグで選べるように見えただけ、のようです、、、

なお余談ですが、今回ついでにSony Bank WALLETも登録してみました。デビットカードなので時々はじかれることもあるのですが、PayPalには無事登録できました。登録の直後に20円の利用と20円の返金処理のメールが飛んできました(笑)。カードの有効性を確認するためにトランザクションを流してるんですね。

1997年から約20年にわたってシティバンク、改めSMBC信託銀行をメインバンクとしていましたが、数年前から少しずつ軸足をソニー銀行と楽天銀行&証券に移し始めて、先日ついに給与振込口座を楽天銀行に変更しました。海外旅行の際に現地のATMで現地通貨を引き出せるとか、(100万円以上預けておけば)ATM手数料が無料とか、1997年当時は本当に革新的なサービスでした。またウェブバンキングへの対応も他の邦銀に比べて早く、そういった点でもシティバンクには満足していました。

しかしあれから20年。今となっては同様のサービスは珍しくありません。最近は外貨関連はソニー銀行、投資信託は楽天証券、という感じになってしまって、給与振込とクレジットカードの引落だけがシティバンクに残っている、という状態でした。前述のように給与振込口座も楽天銀行に変更したので、各種クレジットカードの引落口座も楽天銀行に変更しよう、ということで手続きを始めました。

ちなみにSMBC信託は、米ドル現金を入金できたり(米ドル建ての投資信託を購入するか、6か月以上の定期にすることを条件に、手数料なしで米ドル現金を入金可能)、楽天証券との間で格安手数料で外貨送金ができたりと、ありがたいサービスもあるので口座自体は維持します(PRESTIA VISAの年会費無料条件である毎年30万円決済をクリアしつつ、、、)。

さて、まずは現在所持しているクレジットカードの棚卸しからスタートです(笑)。全部で9種類ありました。

1. JCB Viaggio
2. JCB Gold Business
3. JCB ソラチカ
4. ビックカメラSuica VISA
5. セゾン・マイレージプラス AMEX
6. セゾン・JMBローソンPonta VISA
7. Oricoカーライフサポート Master
8. 楽天銀行カード JCB
9. PRESTIA VISA

日本国外では1. JCB Viaggio、日本国内では4. ビックカメラSuicaを使用しており、それ以外のカードは特定の目的(マイル移行、ロードサービス、キャンペーンエントリー、空港手荷物500円サービス、等)のために持っているだけなので決済にはほとんど使用していません。これだけカードを持ってますが、年会費払ってるのは3. の2160円と、5. の1620円だけ。どちらも更新時にマイルをもらえるので、まぁ元は取れてるかな、という感じです。

まず8. 9. は引落口座の変更はせず、それぞれの銀行のまま(楽天銀行、SMBC信託銀行)にしておくことに。

次にJCBを調べてみたところ、8行はオンラインで登録可だが、それ以外は資料請求&記入が必要とのこと。1. 2. 3. の3枚持っているので、少しでも効率の良い方法はないかとサービスデスクに電話してみたが、結局「用紙を3枚送るので、3枚記入して返送ください」という予想通りのお答えでした(笑)。

次に、4. ビックカメラSuicaを調べてみると、8行+地銀、信用金庫はオンライン登録可で、それ以外は書式をダウンロードして印刷して記入する、という方式でした。料金受取人払いの宛名ラベルも用意されており、あわせて印刷して、切り取って封筒に貼り付ければOK。取り寄せの手間が要らないし、書き損じた場合でも再印刷できるので、これは良い方法だと思います。

次は5. 6. のセゾン。セゾンはこちらに記載されている銀行であればオンライン登録可とのこと。そして、このページには記載がないのですが、実はソニー銀行はオンライン登録可能です。通常はカード会社のページから手続きを行いますが、ソニー銀行のウェブサイトから申請する、という通常の逆パターンとなります。なぜソニー銀行だけ特殊な方法になってしまっているのかは分かりませんが、、、そもそもソニー銀行からの引落に対応しているクレジットカード自体が非常に少ない模様(セゾンと三井住友くらい?)。とりあえずセゾンはソニー銀行を引落口座とすることに。

最後に、7. Oricoを調べてみると、多くの銀行のオンライン登録に対応しており、楽天銀行もオンラインから登録可。手続きも分かりやすく数分で手続き完了しました。さすが信販系、でしょうか。

以上で手続きは完了しました。2月か3月の引落から順次切り替わりそうなので、うっかり口座残高が足りない、なんてことがないように注意しておかないといけませんね。

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インドネシアの月刊フリーペーパー「さらさ」の12月号に載せてもらいました。コーナータイトルは「男の趣味」(爆)ということで。筆者の趣味はいろいろとありますが、今回はご覧の通り「アマチュア無線」です

2013年に日本とインドネシアの間での相互運用協定が発効したのがきっかけとなり、当地で免許を取得しました。免許取得までの経緯は以下に書かせていただいております。

インドネシアでのアマチュア無線免許取得(申請編)

インドネシアでのアマチュア無線免許取得(受取編)

こちらの記事には「中学生の頃、たまたま本屋でアマチュア無線に関する本を手にした」のがきっかけと書かれています。もちろんそれは間違いではないのですが、その後よくよく考えてみると、筆者がアマチュア無線と接するきっかけになった出来事は、他にもいくつかあったのです。

まず、実際にトランシーバー(無線機)に触れたのは更に遡ること数年、小学生の頃、おばあちゃんに買ってもらった学研のトランシーバーだったということをこちらの記事(「昭和40年男」2016年10月号)を見て思い出しました!筆者が持っていたのは、おそらくCQ1という一番安いモデルではないかと。記憶があいまいなのですが、デザインを見る限り間違いないかと。昔のことはよく覚えてるものですねぇ(笑)。

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そして更にもう一つ、学研の図鑑「電気」というものがありました。小学生の頃に買ってもらったであろう、この図鑑の中に、確かアマチュア無線のページがあったと記憶しています。マイクロ波通信のページもあったような。当時はギガヘルツとか夢の技術だったんですよねー。この図鑑には、フランクリンが雷の正体が電気であると突き止めた話や(ライデンびんに電気をためたとか)、モールスの電信の話とか、いろいろ盛り込まれていたように記憶しています。

おもちゃの無線機に続いて、図鑑も学研。こうやって考えると、筆者は学研に洗脳されていた、と言えるのかもしれません(笑)。

インドネシアの格安航空会社であるLion Air系列で、Malindo Airという航空会社があります。Malindoはビジネスクラスを拡充したり、荷物の無料枠があったりと、Lion Airとは少し毛色の違う航空会社です。友人が最近このMalindoでクアラルンプールからネパールに飛んだのですが、1ヶ月経ってもクレジットカードに請求が来ないとのこと(笑)。

彼も予約後に請求が来てないことに気づいて、このままだと当日空港で搭乗拒否される(この手のトラブルはアジア圏ではよくある)かもしれないと、予約した代理店(Expedia)と航空会社(Malindo) の両方に確認したそうですが、

「予約はコンファームされてる、支払も完了してる、と言い張るし」「あとはそっちの銀行に問い合わせてよ、アハハ、という感じ」

だったとのこと(爆)。さすがインドネシアクオリティ、、、

というわけで、もし今後機会があれば、今回友人が取ったスキーム「expedia.com.my で Malindo air を予約して Amex 決済」を実践してみようと思います!

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