ここを覗いていただいている読者の方々の中にはお気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、このページ右側の「読者の方々から」の欄に、時々広告っぽい書き込みが大量に表示されていることがあります。最初のうちは量もたいしたことなかったので、気づいたときに削除しているだけだったのですが、先週あたりから大量に登録されるようになったので、こりゃかなわん、ということで対策のためのプラグインを導入することにしました。
MT-Blacklistというもの。MT-BlacklistにはMT2.6x用の1.x系と、MT3.x用の2.x系があり、このサイトはMT2.661を使用しているので、今回はMT-Blacklist 1.6.5を導入しました。
1.MT-Blacklistのサイトから1.6.5をダウンロードして解凍。
2.解凍したファイルを下記のディレクトリに配置。"MT_DIR/"は"mt.cgi"が置かれているディレクトリのこと。ディレクトリ"jayallen/"は新たに作る必要あり。ファイルのパーミッションはすべて755。
MT_DIR/mt-blacklist.cgi
MT_DIR/plugins/Blacklist.pl
MT_DIR/extlib/jayallen/Blacklist.pm
MT_DIR/extlib/jayallen/MTBlPing.pm
MT_DIR/extlib/jayallen/MTBlPost.pm
3.日本語が文字化けする現象があるので、MT-Blacklistを使用した場合の文字化け対策を参照しながら"Blacklist.pm"の中の2カ所を修正。
これで、あとはブラウザから"MT_DIR/mt-blacklist.cgi"を実行すると設定画面が現れるはず!だったのですが、エラーが表示されます。仕方なく前述のMT-Blacklistのサイトにあるマニュアルを読み直してみます。Troubleshootingの項に該当のエラーがありました。
"That means that you do not have the Storable perl module installed"
何やらモジュールが足りないということのようです。ということで指示の通りにダウンロードしてインストールすることにします。
4.YAMLアーカイブをダウンロードして解凍。
5.解凍したファイルを下記のディレクトリに配置。ディレクトリ"Blacklist_Config/"と"YAML/"は新たに作る必要あり。"Blacklist_Config/"のパーミッションは777。
MT_DIR/extlib/jayallen/Blacklist_Config/
MT_DIR/extlib/Yaml.pm
MT_DIR/extlib/YAML/Error.pm
MT_DIR/extlib/YAML/Family.pm
MT_DIR/extlib/YAML/Node.pm
MT_DIR/extlib/YAML/Transfer.pm
6."Blacklist.pm"の最初の方にある下記のエントリを書き換える。
# $blacklist_config_directory = '/path/to/extlib/jayallen/Blacklist_Config/';
↓
$blacklist_config_directory = '/MT_DIR/extlib/jayallen/Blacklist_Config/';
(コメントアウトをはずして、パスを自分の環境に合わせて書き換える)
ここまできて、再度ブラウザから"MT_DIR/mt-blacklist.cgi"を実行すると、無事設定画面が現れました。良かった良かった。
7.Master Blacklistをダウンロードし、"Add"の"Import blacklist: "のテキストボックスにその内容を貼り付けて"Import entries"ボタンを押す。
8."Configure"の"Would you like to activate MT-Blacklist?"を"ON"にして"Save Configuration"ボタンを押す。
これでやっと完了です。とりあえず動かしてみた、というところなので、まだちゃんと機能しているかどうか分からないのですが(^^;)。
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