2006年5月アーカイブ

NHKニュースでも報道されていますので、ご存じの方も多いと思いますが、ジョグジャカルタ(以下ジョグジャ)の近くを震源とする大きな地震があったようです。ジョグジャは筆者の住んでいるジャカルタから東に数百キロ行ったジャワ島中部にあり、ボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡という2つの世界遺産を擁する古都です。地元の人々や建物にも相当の被害が出ているようですが、観光のために訪れている人々も少なからずいると思いますので心配しています。

というのも、実はインドネシアは5/25(木)が祝日で、この週末を含めて飛び石4連休となるため、これを利用して旅行に出かける人が多くいます。日本や他の国々からジョグジャを訪れる人だけでなく、ジャカルタからもジョグジャに行ってる人が結構いると思うんです。日本発のツアー参加者は旅行代理店が安否確認を行っているようですが、ジャカルタ発の場合は安否確認なんて出来ないでしょうし。

ちなみに筆者はジャワ島の隣の島、つまりバリに行ってきまして、先程帰ってきたばかりです。ジョグジャの地震のニュースは空港へ向かう車の中で運転手さんから聞かされました。今回の宿は空港の南側、シーフード屋台で有名なジンバランにしました。地球の歩き方にも載っているPuli Bambuというホテルでしたが、値段も安く、ホテル内にプールもあり、また従業員の応対も良く(航空券の時間変更手続きや、空港送迎等も対応してくれた)、なかなか良いホテルでしたね。

これまでヌサドゥア(Grand Hyatt)、クタ(Hard Rock)、ブノア(Pondok Agung)に泊まったことがありますが、外に出歩くことを考えればクタがやっぱり便利。とはいえヌサドゥアやブノアの落ち着きも捨てがたいところ。ウブドにも泊まってみたいし・・・。考え出したらきりがないですね(^^;)。

今月、日本に友人が一時帰国していたので、先月自分が一時帰国した際に買えなかった本を買ってきてくれるように頼みました。何冊かあったのですが、その中で最も読みたかったのが森達也著、光文社知恵の森文庫の「放送禁止歌」。著者の森達也さんはテレビ業界の人で、放送禁止歌をテーマにしたドキュメンタリー番組を制作した時の体験を元に本書を書いたとのこと。

表紙には「竹田の子守歌」の五線譜がデザインされています。この曲は「翼をください」などで有名な赤い鳥が歌った曲ですが、フォークソングファンの間では放送禁止となった幻の曲とされていました。私も、もちろんそう思っていましたし、そうなった理由も知っていました。だからテレビで聞けないのも、最近音楽の教科書から姿を消しているという話も、まぁ仕方ないんだろうと思いこんでいました。

ところが、多くの人々が信じていた放送禁止の理由は、実は実体のない思いこみだったということが、この本の中で明らかにされていきます。特に「竹田の子守歌」については、著者が実際に京都の竹田地区を訪れて、地元の関係者から話を聞くなど、かなり掘り下げた内容となっています。確かに少し前からNHKではしだのりひこが「イムジン河」を、高田渡も「生活の柄」を歌っていたので、放送禁止という概念に関する何かが変わっているんだろうなぁとは漠然と感じていましたが。

個人的には岡林信康の「チューリップのアップリケ」「くそくらえ節」「手紙」あたりの名曲がテレビで聞ける日が来てほしいと思うのですが。でも岡林はテレビに出ないだろうし、出ても昔の歌は歌わないだろうから、過去の録音か録画の放映だけになるんだろうな。それでも良いからやってくれないかなぁ。でも視聴率取れないか(爆)。

全体的に週刊誌の記事っぽい雰囲気(分かるかな〜)はありますが、テレビ制作の現場の方が書いた本ということで、良い悪いではなくて、まぁそれはそれでテレビ制作者的な視点と言えるのかもしれません。フォークソングファンは必見ですね。もちろん、そうでない人でも楽しめる内容ですし、本書がきっかけでフォークの道に足を踏み入れてくれることも期待しつつ、いろんな方にお薦めいたします。

ちなみに、いくら放送禁止という概念が実体のないものだとしても、つぼイノリオの曲などは場をわきまえて放送していただいた方が良いとは思いますけどね(爆)。

3月に放送があった大岡越前2時間特番について以前書きました。丁度日本に一時帰国していた友人に頼んで録画してもらったのですが、いやー、非常に良いですよ、これは。時代劇ファンにはたまりませんね。4〜5回位繰り返して見てしまいました(^-^;)。一番最初、テーマ音楽をバックに、題字が出て、キャストが順々に表示されるところからして十分楽しめます。

それにしても山口崇の徳川吉宗はやっぱり最高ですわ。お忍びで越前の家まで来ちゃったりするお茶目なところがたまりません。しかも、自分で謹慎を言い渡した越前との間を、雪絵(越前の奥さん)に取り持つようにお願いしたり。まぁ作り話とはいえ、なんと素敵な上様でしょうか。

他の俳優さんも基本的にいつもの顔ぶれが多かったのですが、千夏(佐橋の旦那の娘)は川島なお美じゃなかったです。川島なお美が千夏(=お転婆娘)っぽくて良かったのですが。あと、この番組で初めて拝見したのですが、黒坂真美って綺麗な人ですね。西田ひかると共に、物語の鍵を握る軽業師コンビという設定でした。西田ひかるは顔が派手過ぎて時代劇っぽくないなぁという印象。陽気に英語をしゃべってるのが一番合ってるような気がしました。

もう一点、特筆すべきは、物語の大詰めで雪絵が月光院を訪ねた場面でのこと。雪絵は名乗っていないのに、月光院は雪絵の着物に付いていた家紋を見て、彼女が何者なのかを察します。この婉曲とでも言いましょうか、時代劇っぽい絶妙な演出がファンにはたまらないのです。

そういえば、水戸黄門では御老公がしばしば「梅里」という名前を使いますが、これも時代劇っぽい婉曲表現と言えるかと思います。若干解説を入れますと「梅里」とは俳句を嗜んだ徳川光圀(水戸黄門)が使っていた俳号。黄門様が悪代官らの企みの内容を書簡に認めて、その藩の偉い人(家老など)に届ける場合が時々あります。書簡は、かげろうお銀か柘植の飛猿が、偉い人のところにこっそり届けるのがお決まりのパターン。

家老:「なにやつじゃ?」
お銀:「お静かに、水戸の御老公の使いの者にございます」
家老:「なに!水戸の御老公じゃと!」
お銀:(書簡を手渡す)
家老:(書簡の裏を見ると「梅里」の文字)

ここで印籠を出した時の「ジャーン」という効果音が出て、「梅里」の文字がアップになる、というお決まりパターンなわけです。最後のチャンバラの最中に家老が現場に到着し、悪代官を捕まえた後で、「私の管理不行き届きでございます、何卒厳しいお裁きを」と申し出ますが、家老には一切のおとがめなし、という、これまたお決まりパターンに落ち着きます。

話がちょっとそれましたが、そんなこんなで、大岡越前は最後に悪者全員に極刑、重刑を言い渡しますが、軽業師には江戸所払い、という、これまたお決まりのパターン(笑)。もう最高ですね!さすが勧善懲悪痛快娯楽時代劇です!!

一昨日書いたPTT付き携帯電話、電波系人間の視点で見ると結構便利かもなと期待しています。しかしながら、現状のシステムでは通話毎に課金が発生するようです。無線機ならタダですからねぇ・・・。とはいえ、無線機よりもPTT付き携帯電話の方が優れていると思われる点もあります。

<通信相手を特定できる>

PTT付き携帯は通信相手を「A君とB君とCちゃんの3人」というように前もって決めておくわけです。このへんは電話的な感覚ですね。つまり不要な相手に通話内容を聞かれる心配がありません。IPを使ってる時点で、どこまで安全なのかという議論はありますが、少なくとも普通の無線機で通信していることに比べれば百倍マシでしょう(暗号化できる無線機というのもありますけどね)。関連して、無線につきものの混信の心配もありません。

<免許不要>

筆者が普段使用しているのはアマチュア無線機。これを使うためには資格取得と開局申請が必要です。携帯なら当然免許も要りません。特定省電力無線など免許不要の無線機もありますけどね。

<携帯のサービスエリア内ならどこでも通話可能>

これが一番大きなアドバンテージではないでしょうか。無線機はお互いの電波が直接届く距離にいないと交信できませんが、PTT付き携帯を使えば、携帯のサービスエリア内であればどこでも通話OKってことです。東京と大阪と名古屋と北海道の人に対して、同報通信することも可能ということです。最近のアマチュア機はハンディ機でも5W程度出ますから、同じスキー場内であれば電波が届かなくて困ることはあまりありませんが、それでもやはり電波が届きにくい状況が時々起こります。

思いつくのはこんなところでしょうか。まだ始まったばかりのサービスのようですので、筆者の帰国までにどういう展開になっているか、ちょっと楽しみです。

こっちにいると日本の事情に疎くなるのは仕方のないことですが、特にそれを感じる分野の一つが携帯電話。前にも書きましたが新機能がどんどんリリースされるし、久々に日本に帰ったりすると周囲の友達が持っている携帯電話の機能やデザインに驚くばかり。

ワンセグはNHKでもしきりに報道していたので知ってたのですが、こちらの松村さんの記事にあるPTTボタン付き携帯電話というのは知りませんでした。PTT(Push To Talk)といえば電波系の方々には馴染みのある単語。それだけでなんとなく欲しくなってしまいました(爆)。

無線機で言うと、PTTはハンディ機の本体側面、または外付けマイクについているボタンで、文字通り「話すために押す」ボタンです。デュープレックス(双方向通信)が前提の電話と違い、無線はシンプレックス(一方通行)が基本なので、送信時(自分が話す時)はボタンを押して話し、受信時(相手の声を聞く時)はボタンを押さずに聞く、ということです。皆さんもこの仕組み自体はご存じでしょう。話し終わった後に「どうぞ」とか「over」とわざわざ言うのは、話し手の交代を分かりやすくするための工夫なんですね。

細かい仕組みはさておき、携帯がこれだけ普及している時代ですから、わざわざシンプレックスに戻る必要は無いと思われがち。筆者もドライブやスキーの際に無線機を利用しているという話をすると「携帯で十分やん」とよく言われます。しかし、シンプレックスの方が優れている点もあるんです。

<複数人の同報通信が可能>

例えばドライブで4台一緒に走っているとしましょう。先頭の1台(A車)が前方にコンビニの看板を発見、あそこに入りたいと後続3台(B、C、D車)に伝えようとした場合、どうでしょう。

無線の場合:
A車がPTTを押してしゃべる→B、C、D車が同時に受信→B車了解!→C車了解!→D車了解!→終了

電話の場合:
A車がB車に電話をかける→呼出中→B車着信→B車了解!→あと2回繰り返して終了

シンプレックスは一方通行であるが故に、発信が1回で済むのです。一昔前の「パーティーライン」じゃないですが、携帯電話でも複数人が同時に話せるサービスがあります(みかか純正のサービス「トリオホン」とか今でもあるのかな・・・)。でもあまり使っている人はいないですよね。

<すぐつながる>

それでも「別に電話で1台ずつかければいいやん」とおっしゃる方もいるかもしれません。でもちょっと考えてみてください。車が前方のコンビニに到着するまでの間に、3人に電話をかけることって、時間的に厳しくありませんか?経過時間に着目して、もう一度書いてみます。

無線の場合:
A車がPTTを押してしゃべる[十数秒]→B、C、D車が同時に受信→[数秒]→B車了解![数秒]→[数秒]→C車了解![数秒]→[数秒]→D車了解![数秒]→終了

電話の場合:
A車がB車に電話をかける→[十数秒]→呼出中[数秒]→B車着信→[十数秒]→B車了解![数秒]→あと2回繰り返して終了。

ちょっと乱暴な比較ですが、電話では1台目にまだ意志を伝えきれていないうちに、無線では3台全てと意思疎通が完了するということです。これは複数人と意思疎通する場合に結構便利です。

そんな事を考えていたら、前出の松村さんも「複数人の同報通信」の可能性について注目されているようです。

電話というよりは掲示板やチャットに近い感覚です。音声版チャットという感じでしょうか。筆者の回りの電波系の人々はすんなり利用できそうですが、まぁ元々みんなトランシーバを持っているので、通話料払ってまで使わないかもなー(^-^;)。

こんなにずらずらと文章を書いておきながら言うのもなんですが、筆者はどちらかと言うと活字を読まない人でして、毎日取っている日経新聞と、毎週取っている日経ビジネスですら、ついつい溜め込んでしまいます。しかしながら(会社が)決して安くはない金額を払ってるわけですから、なるべく努力して読むようにはしています。実際、当地で日本の情報を手に入れる手段は限られているわけで、貴重な日本語情報源であることには間違いありませんので。

それでまぁ、夕方オフィスで溜まっていた日経ビジネスを(正確に言うと封筒に入ったままだったのを開封してから)何冊か読み始めたのですが、4月24日号に元ライブドア広報(秘書ではないはず)の乙部綾子さんが転職したという記事が出ていました。記事の内容は特段どうってことはないのですが、気になったことがありまして・・・。こういう顔の人、どっかで見たことあるんですが、それが誰だか思い出せなくて、現在、めっちゃ気持ち悪い状態に陥っております(爆)。

困ったときにはgoogle先生、ということで聞いてみたら、ウェブ上には「テレビ朝日の大木アナ」「浅田美代子」「水泳の岩崎恭子」に似ているという記述あり。テレ朝の人は知らんけど、浅田美代子はちょっと違うかな。岩崎恭子さんは確かに似てる!一票入れましょう!

たしかに岩崎さんも似てるんだけど、でもどうも違うなぁ。他に誰か似てる人が絶対いたはず。ということで、気持ち悪いまま今日は帰ることにします。もしかしたらオレの友達の中に似ている人がいるのかもしれないなぁ・・・。思い出せない。誰か教えてください!!

蛇足ですが、乙部さんは「美人広報」とか言われていて、テレビなどにも結構出ていたそうですが(筆者は見たことがないけど)「美人」という感じではないような気がする。もちろん自分で「美人広報」だなんて言い出した訳ではないでしょうから、本人にとってはある意味鬱陶しい話なのかもしれませんが。なおフォローするわけではありませんが、筆者個人はこういう顔はかなり好みです(超爆)。

更に蛇足ですが、彼女の転職先は芸能事務所「ケイダッシュ」の子会社とのこと。どうでもいいけど、こんなすごい名前の会社があるんですね〜(爆笑)。思わず反応してしまった人がここの読者の中にも何名かいらっしゃることでしょう。

筆者は懐メロしか聴いていないんじゃないかと思われがちですが(まぁ当たらずも遠からず、ではあるのですが ^^;)、実はクラッシック音楽も好きなのです。特にロシア、東欧系の作曲家が好きでして。チャイコフスキー、ドボルザーク、スメタナなどなど。

先程テレビを見ていたら「名曲アルバム選〜ロシア国民楽派名曲集」というのをやっていました。3曲放送されまして、筆者の好きな作曲家が採り上げられていましたので、思ったところを書いてみたいと思います。

・ムソルグスキー「はげ山の一夜」

この人は元々軍人さんですが、番組中の解説によると、酒におぼれて42歳でこの世を去ったそうです。「はげ山の一夜」は彼の存命中は演奏されることもなく、後にリムスキー=コルサコフが編曲してから好評を博すようになったとのこと。

この他に有名な曲として「展覧会の絵」がありますが、これも後にラヴェルが管弦楽曲として編曲してから(元々はピアノ曲)有名になったはず(ラヴェルだけではなく他の人が編曲したバージョンもいくつかあるようです)。ちなみにラヴェルはフランス人で「ボレロ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ダフニスとクロエ」といった作品が有名でしょうか。

・リムスキー=コルサコフ「シェラザード」

この曲が代表曲ですが、個人的には「スペイン奇想曲」を押したいです。「ロシアの復活祭」も良いですね。この人も軍人さんだったようです。

・ボロディン「だったん人の踊り」

この曲が最も有名で、もちろん筆者も好きな曲なのですが、個人的には交響詩「中央アジアの草原にて」を押したいと思っています。どちらの曲も、ロシアの大草原を思い起こさせる雄大な旋律が魅力です。この人は軍医だったようですね。

ちなみにこの3名にバラキレフ、キュイを加えて「ロシア国民楽派5人組」とも呼ばれます。

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