【356】続・情報の取捨選択

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昨日のエッセイにも書きましたが、多くの情報を簡単に手に入れられるようになった反面、その情報を見極める力もまた必要になってきていると思います。筆者はWikipediaをよく使うのですが、先日もある項目の中に「これ違うんじゃないかな?」と思う行がありました。ただ、あれだけ多くの項目をまとめて保存しているWikipediaの価値は大きいですね。利用者がうまく使えば良いんじゃないかと。

情報量という点では「にちゃんねる」もすごいですね。もう独自のメディアみたいなものだと思いますが、実際は取捨選択に疲れるので筆者はあまり見てません・・・。よく見ている人に言わせれば、慣れればある程度取捨選択の判断がつくそうですが。

ちなみにインドネシアにも「よろずインドネシア」というサイトがありまして、ここでいろんな情報交換が行われています(あえてリンクは張りませんが、興味のある方は検索エンジンで探してください ^-^;)。長くインドネシアにいる人の話を聞くと、設立当初は日本語で情報交換が出来る唯一の場所だったので、その価値も非常に高かったとのことですが、最近では誹謗中傷や、個人情報を含めた書き込みも時々あるようで。ジャカルタの日本人社会なんて狭いところですので、一度書き込まれるとすぐ広まっちゃうんですよね(笑)。管理人さんは大変だろうなぁと思います・・・。

前々から何となくは感じていたのですが、ウェブ上の匿名掲示板という形式ではコミュニケーションに限界があるなぁと、最近特に強く感じるようになりました。

筆者もそうですが、最近はブログで情報を発信するケースが増えています。ブログは書く人が決まっているので、ある程度読めば「このブログは肯定的だな」とか「やたら辛口だな」とか、流れをつかみやすいです。不特定多数が出入りする掲示板に比べて、情報を見極めやすいと思うんですよね。ですので筆者がインドネシア情報を手に入れるのは、前述の「よろずインドネシア」ではなく、例えばこちらのブログのようなところです。

コメント(2)

ブログってのも善し悪しなんだけどね。もりもりの言わんとしてるところは分かる。
昔「Web上に架空の人格を作り、それに乗っ取って記事を書く」という、今のブログの走りみたいなサイトがあったのですよ。(今はすでに閉鎖)
まぁ、そういうことをしてる人がいないとは限らないので、丸呑みにするのは危険としても、いくつかハシゴした上で共通部分だけ信用するってのも手ですわね。

追記:Wikipediaは、何度か書いたが、あそこは疲れる…。結局、誰か思い入れの強いヤツが、それにズレたこと(なおした方がいいと思うのに…)を許容しないケースも多いのでね。協力するのがバカバカしくなることがあるっすよ

>dainさん
有名人、著名人も最近やたらブログを公開していますが、ゴーストライターがいてもおかしくないですからね〜。

wikipediaの話も納得できます。本来、客観的な事実のみを記載しなきゃいけないんでしょうけど、相当主観が入っちゃってる項目もありますからね。

主観的であろうが客観的であろうが情報は情報。どう利用するかは、やはり我々個人が考えなくてはならない問題でしょう。

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このページは、もりもりが2007年2月26日 01:40に書いた記事です。

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