週末は日本から友人が遊びに来てくれたので、一緒にバリで過ごしていたのですが、某日系自動車会社の社長さんから電話がかかってきました。週末にお客さんから連絡があることは滅多にないのですが、どうやら自宅で使っているPCが突然起動しなくなって、かなり困っておられる様子。状況を伺いながら、何度か再起動をしたり、電源を抜いてしばらく放置したり、いろいろ試していただきましたが状況は改善せず。結局ジャカルタに戻り次第、ご自宅を訪問して拝見することにしました。
ジャカルタ中心部、スディルマン通り沿いに建つホテルに隣接する高級アパートに到着したのは日曜夕方。調子が悪くなったPCはDellのDIMENSION 8400でした。2004年の秋〜冬頃に3年保証が付いた状態で買ったとのことでしたが、3年半ほどで故障。ソニータイマーほど正確ではありませんでしたが(笑)かなり良いタイミングで壊れてしまったようです・・・。まぁ仮に保証期間中であっても、インドネシアのデルではサポートを受けられないので意味ないんですけどね。
一応その場で試せることは、いろいろと試してみました。ケースを開けて、メモリを外したり、増設カードを外したり。CDROMやFDDからの起動も試しましたが効果無し。そもそもBIOS画面すら現れないのですから傷は深いかも。もしかしたらグラフィックカードかな?とも思いましたが、代わりのパーツを持っていないので、ここでは試せません。HDDは生きていそうな感じだったので、とりあえず「中のデータは取り出せると思いますが、PC自体は買い換えてもらうことになるかもしれません」とお伝えして、このDellのPCを持ち帰らせていただきました。
自宅に持ち帰り、まずグラフィックカードを交換してみましたが、やはりダメ。おそらくマザーボードがお亡くなりになったのでしょう。何か手がかりがないかとウェブで検索してみたら、同じタイプのマシンでの故障報告が2件もありました。しかも「ファンだけすごい音をたててまったく起動しなくなりました」「Bios画面すら出ません」といった症状が今回と全く同じ。あーやっぱりダメですね。ということで、お客さんには新しいPCを買っていただくことにします。
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