【522】岡林信康のNHK出演に寄せて

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先ほど書いたこちらの記事に関連しまして、とりあえず調べてみましたところ、こちらのサンスポのサイトにたどりつきました。どうやら「山谷ブルース」「チューリップのアップリケ」「君に捧げるラブソング」「虹の舟唄」の4曲を歌ったとのこと。しかし全6曲を歌ったという記述があるので、あと2曲が非常に気になります。ただ、特段記述がないことから、筆者が聞きたいと思っていた初期の頃の曲としては「山谷ブルース」「チューリップのアップリケ」の2曲だけだったのでしょう。もし「手紙」「友よ」「私たちの望むものは」とか歌ってたら文中に絶対書くですからねぇ。まぁ「チューリップのアップリケ」が聞けるというだけでも涙ものですし・・・。是非この映像、手に入れなくては!!

それで最近思うこと。彼が30年以上前に歌っていた歌詞の内容と、今の状況って、実は何にも変わってないんじゃないかなぁと。

「ええ歳さらしてプロレスごっこの政治家先生」(ガイコツの唄)
「何人子供をつくるのかを 決めるのは給料で 二人じゃない」(性と文化の革命)
「やっとあんたの息子も大学にやれるね どんどん出世してもらわなくっちゃな」(それで自由になったのかい)

この状況、この価値観。もしかして30年経っても何も変わっていないのでは。その一方で、

「いいさ いいさ 山谷の立ちん坊 世間恨んで何になる」(山谷ブルース)
「金で買われた奴隷だけれど 心は俺の物」(くそくらえ節)

文句を言うだけでなくて、そんな状況の中でも自分の誇りを持て、と言っているわけです。彼の曲はプロテストソングとも言われますが、抵抗の中で決して無差別殺人などという解決策は出てきません。

コメント(4)

はいー見ましたよ、その場面。^^
録画しとけばよかったなぁ。(‥ゞポリポリ

NHKがよく岡林さんを出して、しかも1コーナー扱いでやったなぁと感心しました。他に1コーナー扱いは谷村新司さんもありましたけど。

さて、曲目のほうなんですけど、「山谷ブルース」と、私は曲名しか知らなかった「チューリップのアップリケ」、それと「虹の舟歌」とかそういうタイトルだったと記憶していますが、その歌の時に和楽器とのコラボがあまりに見事だったため、録画しとけば・・・と、後悔しました。6曲、したかなぁ。(爆^^;)

小椋さんも・・・とは思いますが、系統が違いますからねぇ。なんというか・・・。^^

>理恵さん

「チューリップのアップリケ」は聞きたかったなぁ。いや、ほんとに涙ものですよ〜。

小椋さんはフォークと言われることが多いですが、個人的にはニューミュージックに限りなく近いエリアだと思うんですよね。ギター1本で、というわけではなくて、小野崎さんや星勝さんみたいな優秀なアレンジャーと一緒なわけで。

そういえば因幡晃も出てたみたいですね。小椋さんと系統が似てるかな、とか思ったり(いろんな意味で・・・ ^^;)。

うん、いろんな人がいました。

因幡さんと小椋さんとは、たぶん自分の歌を歌いたい気持ちが強かったっていうのが共通点でしょうね。^^

>理恵さん

す、すいません。私が思ってた共通点は「ビジュアル」でした(超爆)。

こういう事を書くと怒る人が何人かいそう・・・。賛同者もいると思うけど・・・。

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このページは、もりもりが2008年8月11日 00:13に書いた記事です。

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