【586】COMPAQ CQ40-337TUの音を鳴らすのに一苦労

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引き続きXP用のドライバを探します。音源、モデム、無線LAN、このあたりは検討もつきません。ウェブで英語サイトを中心に検索したところ、結構いろんなところで苦戦している模様。しかし諦めずに更に検索、そしてHP Business Support Forums内のこちらのページにたどり着きました(命名、神サイト1)。更にそこからリンクされていたこちらのページ(同、神サイト2)。この2箇所にあった情報には本当に助けられました。投稿者のRakhmadさん、ありがとう!神です!凄いです!!(って日本語で書いても仕方ないけど ^o^;)

上記神サイト2つのお導きにより、無線LANはHPのFTPサイトからSP39243(Broadcom Wireless LAN Driver)をゲット、完了。更にSP31075(Alpus Pointing Device)を同様にHPのFTPからダウンロード。これはタッチパッドのドライバみたいです。

そして音源とモデムです。まずMicrosoft Universal Audio Architecture(UAA)なるものをダウンロードしなくてはならないんだとか。音源関連のドライバを入れる前に、こいつを入れておかなければならないとのこと。検索すると2種類あるようで、KB835221が古くて、KB888111が新しい模様。新しい方をインストールする際には、古い方をアンインストールするようにと書いてあるが、今回古い方は関係ないので新しい方だけ入れれば良いんだろうな。更に解説を読んでみると、新しい方のKB888111でも、XP SP1、SP2には対応って書いてあるけどSP3への対応は明記されてない・・・。よくわからないので、とりあえず新しい方のKB888111をSP2の状態でセットアップして、サウンド関係を完璧にしてからSP3を当てることにする。

UAAは前述したMSのサイトからダウンロード可能。しかしダウンロードの前にメールアドレスを入力し、送られてきたメールに書かれたリンクをクリックしてパスワード付きのZIPファイルをダウンロードするという、少々面倒な方法でした。勝手にダウンロードされるとまずいのかな?で、面倒な手続きをしている途中で気づいたのですが、HPのFTPサイトにもUAAがありました(苦笑)。SP33867(Microsoft Universal Audio Architecture (UAA) Bus Driver)をダウンロードしてインストール、そして再起動。

これで一安心と思ったら、ここから先がまた面倒なのです。デバイスマネージャーのシステムデバイスの中にUAAが表示され、表面上は問題なく動いているように見えます。ここで続いてHPのFTPサイトからSP39671(IDT High-Definition Audio)をダウンロードしてインストールしようとすると、該当の製品が見つからないのでインストールできない、となってしまいます。

前述の神サイト1を読むと、どうやらUAAはOS起動後に一度リスタートしないと正常に動作しないようです。ハードウェアとの相性なのかバグなのか、よく分かりませんが、デバイスマネージャーからUAAを選んで右クリック→無効、再び右クリック→有効、とすると正常に読み込まれたみたいで、音源とモデムが?マークと共に現れました。この状態で再びSP39671を実行すると見事ドライバがインストールされ、音が出るようになりました!

ここで一度再起動したのですが、そうすると再びUAAが動作しなくなりました。つまりOSを起動した後、毎回UAAをリスタート(右クリック→無効、再び右クリック→有効)させる必要があるのです!なんじゃそりゃーー!仕方ないので手動でリスタートさせてから、SP39545(Agere Soft Modem Drivers for High Definition Audio)をこちらのサイトからダウンロードしてインストール。これでモデムも認識されました。

しかし、起動する度に毎回手動でリスタートさせるのは厳しいです。自分のパソコンならまだしも、お客さんにお売りする物なのですから・・・。ここで神サイト2に便利な方法が載っていました。マイクロソフトから無償提供されるDAVCON.EXEというツールを使って、UAAを再起動する方法です。このツールはデバイスのハードウェアIDを使ってコマンドラインからデバイスをコントロールできるツールです。停止、開始、再起動などが可能です。このDAVCON.EXEをダウンロードして適当なフォルダに置き、

START /MIN DEVCOM.EXE RESTART "PCI\VEN_8086&DEV_293E&SUBSYS_3607103C&REV_03"

のような内容のバッチファイルを作成。「START /MIN」は無くても良いですが、黒い画面を出さずに処理したほうが見た目に美しいので使ったほうがいいと思います。バッチファイルを毎回起動時に実行されるように登録すればOK。一番シンプルなのはバッチへのショートカットをスタートアップに登録することかな。細かい話ですが、OS起動後、少し置いてからUAAが作動するので、Windowsの起動音を鳴らすことが出来ません。これは諦めてもらうしか無いですね・・・。バッチファイルの最後に音を鳴らす仕掛けを入れても良いですが、そこまでする必要は無いかなと。

最後に、7 unknown devices.rarをこちらのサイトからダウンロード。解凍して得られる「machine.inf」が不明なデバイスのドライバになります(不明なデバイスを右クリック→ドライバの更新)。この不明なデバイスの正体は「Direct Application Launch Button」でした。キーボード関係のドライバみたいですね。これもちょっとハードル高いですね。

これで完了。長い道のりでした・・・。日本で売られているPCでも今後XPへのダウングレードの際に同様の問題が出てくる可能性がありますね。

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このページは、もりもりが2009年4月17日 20:40に書いた記事です。

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