【633】マニュアル本の類(たぐい)が好きではなくて

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友人が似たようなことを同時期に書いてたので、それをネタにちょっと書かせてもらいます。

じょん・どー スピンドクターからドクターへ(のはるかなる道のり)!
何歳までに何々を。

こーじ 徒然なるエッセイ
活用法って…

「○○歳までにやっておくべき××」とか「○○活用法」とか、あとは「売れる営業のための××」とか「就職活動成功のための○○」なども似てると思いますが、いわゆるマニュアル本の類とでも言いましょうか。こーじの友人がお書きになったという婚活の本なんかも、この部類に入るのかも(^^;)。

筆者は、この手の本があまり好きではないんですよね。何というか、押しつけがましいというか。その対象に対して興味があれば、そんな本読まなくても自分で考えて気づくだろ?とか思ったり。でも逆に、この手の本が大好きっていう向きもあるでしょうね。大好き、というような積極的な感じでなくても、例えば自分が就活中だったら、ついつい就活マニュアル本を買っちゃう人って、いると思うんですよね。そういう行動って日本人的と言えるのかもしれないですね。

目的達成のための行動を系統立てて記述し、整理しておくことは、良いことだと思います。でも実際、この手のマニュアル本には「正解」って無いんですよね。筆者は一応営業なので、営業のマニュアル本というものを何冊か読んだことがあります。でも著者によって言ってることがバラバラ(笑)。筆者は元々「まぁそんなもんだわな」と思って読んでいましたが、真剣に読んじゃうと何が良いのか分からなくなると思います。

この手の本を「たたき台」として利用するのはアリかなとは思います。ある一冊に書かれていることを基準にして、他の本はどう書いてるか、他の人はどう言ってるか、自分自身はどう思うのか、こういった視点を入れていくのが良い利用法ではないかと。一冊だけ読んで「ああ!そうなんだ!!」って分かった気になるのが一番最悪。まぁそんな人いないでしょうけど・・・。

ちなみに筆者の就活の時はといえば、事前にマニュアル本は一切読みませんでした。内定が決まってから一応立ち読み程度に読んでみたのですが、まぁほぼだいたい、書かれているとおりに無意識のうちに事を運んでいたんだなぁと、後から思った程度です。逆に、マニュアル上では良くないとされていたことも(一人称に「僕」を使ってしまったり)やっていたような気がしますが、そういう細かいことは選考にあんまり関係なかったかな、という気もしています。

コメント(3)

厦門の本屋さんでも『35歳までにやっておくべき33の財テク』というような題名の本がありましたよ。

この本しか見あたらなかったけど、この手のマニュアル本はもしかしたら日本人だけじゃないのかも、とちょっと思いました。

そういや、30になるときに
「30歳になる君に」的な英語の本をもらったのを思い出した。

「有名人の30歳のころ」みたいなセクションが、
「すでに何かを成し遂げていたひともいたけど
 まだ芽も出てなかった人もいる」
みたいなメッセージだったのが印象に残ってるなあ。

>こーじ
マーケティングを考える側からすると、やりやすいんでしょうけどね。そうなるとインドネシアにもあるかもしれないな。探してみようっと(笑)。

>おしーたさん
あ、その本、面白そう。でも「有名人の30歳の頃」の話だから面白いんであって「某警備会社役員20人の30歳の頃」とかだと、全く面白くなさそうだ・・・。

そして今週もBIGを買ってしまった。6億円で大逆転だ!!(超爆)

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このページは、もりもりが2009年9月29日 22:13に書いた記事です。

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