【702】玄人志向GW3.5MX2-SUR/CBでミラーリング

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以前から写真などのデータを保存するためにRAID1(ミラーリング)機能が付いた外付けHDDが欲しいなぁと思っていたところ、玄人志向のRAID1(ミラーリング)対応外付けHDDケース(GW3.5MX2-SUR/CB)が目にとまりました。手ごろな価格だったので早速入手。しかし手元の1TB HDD(WD10EADS)×2台を接続したところ、どうもうまく動きません。RAIDを組まず1台ずつ別ドライブとして扱えば問題ないのですが、RAID1の設定にすると、HDDの接続を示す緑のLEDが1台分だけ消えてしまったり(本来2台分点灯するはず)、HDDへのアクセスを示す赤いLEDがチカチカ点滅したりと、どうも挙動がおかしい。相性問題でしょうか・・・。このWD10EADSというドライブ自体、低速病?とかで評判の良くないドライブだったので、折を見て別のドライブを調達して交換しなくちゃと思いながら、しばらくほったらかしにしておりました。

メモリの相性問題は時々ぶちあたるのですが、HDDに関してはあまり経験したことがなかったので(数年前にSeagateの製品で経験した程度)、ちょっと焦りましたが仕方ありません。まぁSCSIの時代はよくありましたけどね(苦笑)。

しかしこのままではもったいないので、別のHDDを調達して再チャレンジすることに。Seagateの1TB HDD(ST31000528AS)×2台を日本円で約14,000円で購入。日本では1本6千円程度で買える店もあるようですが、まぁこんなもんでしょうか。ちなみに後で知ったのですが、このドライブもよく壊れる?とかいう指摘があるようです・・・。まぁさすがに2台同時に壊れることは無いでしょう。さて、ケースに入れて接続してみると、あっさり認識、RAID1でも何の問題もなく動作しました。テストデータを書き込んでチェックしてみると、ちゃんと両方のHDDに同じ内容が記録されている模様。やっぱり相性問題ってあるんですね。

一応Crystal Disk Mark 3.0でベンチマークを取ってみましたが、シーケンシャルReadが30MB/s強、ランダムReadが20MB/s強ってことで、まぁ可もなく不可もなく、といった速度でしょうかね。

ちなみにケース内部の基盤上には「SST39VF400A」と「Oxford Semiconductor OXU921DS」という2つのチップが見えます。前者は256K×16のフラッシュメモリとのことで、おそらくBIOSが入っているのでしょう。後者がRAID機能付きのUSB to SATAブリッジのチップでしょう。

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長らく1TB×2(SEAGATE ST31000528AS)のRAID1で使用してきましたが、最近HDDの値段もかなり下がったので試しに2TB×2(SEAGATE ST2000DM001)を入手してHDDを載せ替えてみました。公式には1TB HDDまでしかサポートしてないようですが。

RAID1の設定にしてフォーマット済みのHDDを2台接続。HDDの接続を示す緑のLEDが1台分だけ消えて、HDDアクセスを示す赤いLEDが1秒おきくらいにチカチカ点滅する、という前回と同じ症状を発症しました。やっぱり2TBは無理なのか・・・。HDDを取り出して調べてみると、一応両方に同じ内容が書き込まれている模様。ここまで分かったところで、面倒くさくなって2週間程度ほったらかしにしていました。

そして思い出したころに見てみると、緑のLEDが2台分とも点灯し、赤いLEDの点滅もなくなりました。今現在、問題なく動作しています。

もしかして赤いLEDの点滅はRAID1のイニシャライズのサインだったのか?このあたりの説明も全く無いところが玄人志向。それにしても2TBのイニシャライズにしては時間が(1週間以上?)かかりすぎの気もしますが・・・。まぁ動き出したので良しとしましょう。

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このページは、もりもりが2010年8月24日 23:03に書いた記事です。

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