本当は先月のうちに書きたかったのですが、既に7月になってしまいました。でも、どうしても書きたいので(爆)6月の話題を引っ張ってみます。
6月になると筆者の頭をふとよぎるのは小椋佳と村下孝蔵。個人的には、結婚記念日と息子の誕生日も6月なので、今ではこれらのイベントの重要度も高いのですが・・・、それでもやはり6月といえば、この二人のシンガーソングライターを思い浮かべてしまいます。
ファンの方には今更だと思いますが説明しますと、小椋佳には「六月の雨」という名曲があります。筆者がこの曲を始めて聞いたのは、実家にあったLP「遠ざかる風景」に収録されていたライブバージョンでした。誰かの結婚式に出席して一曲披露することになっていたので、そのために作った曲、というような解説があった気がします。歌詞も2番までしかなく短い曲なのですが、何故か心に響きます。
> 六月の雨には 六月の花咲く
> 花の姿は変わるけれど 変わらぬ心を誓いながら
> いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい
> そよ風は見えない 幸せも見えない
> 愛の姿も見えないけれど 見えない何かを信じながら
> いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい
そして村下孝蔵は、亡くなったのが1999年6月24日。ファンの間では6月24日は「五月雨忌」と呼ばれています。「五月雨」は彼の代表曲「初恋」の歌い出しにも使われている言葉です。
> 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は
> 恋をして淋しくて 届かぬ思いを暖めていた
ちなみにこの日、筆者は就職活動を終えて北海道旅行をしている最中でした。確か知床あたりの宿に泊まった際、NHKの夜のニュースで訃報を知り、テレビの前で絶句した記憶があります。ただ同行の友人は何で筆者がそんなに驚いているのか理解できなかったようでしたが(苦笑)。
この二人に共通するのは、何とも言えない優しい声と、綴られた歌詞の素晴らしさ。歌詞は時に難解な場合もありますが、よくこんな言葉が出てくるよなぁと感動することが多々あります。逆に共通しないのは、小椋佳が東京に生まれ、東大法学部を出て日本勧業銀行に入行するというある意味エリートコースを歩んでいるのに対し、村下孝蔵は熊本で育ち、広島に移ってピアノの調律師をしながら地道に音楽を作り続けてきたというところ。本物感というか、幸薄い感(爆)が漂ってます。
小椋佳の「盆帰り」という名曲があるのですが、
> 汽車の窓に移りゆく景色に似て
> 何もかもが めまぐるしいだけの場所へと 知りながら
> せせらぎに素足で水をはねた
> 夕暮れの丘で星を数えた
> 突然の雨を木陰に逃げた
> 故郷の君の姿 ぬぐいきれないと知りながら
とてもいい曲で詩も抜群なのですが、「ちょっと待て!あなた東京出身でしょ!」と突っ込みたくなりますからね(笑)。
6月になると筆者の頭をふとよぎるのは小椋佳と村下孝蔵。個人的には、結婚記念日と息子の誕生日も6月なので、今ではこれらのイベントの重要度も高いのですが・・・、それでもやはり6月といえば、この二人のシンガーソングライターを思い浮かべてしまいます。
ファンの方には今更だと思いますが説明しますと、小椋佳には「六月の雨」という名曲があります。筆者がこの曲を始めて聞いたのは、実家にあったLP「遠ざかる風景」に収録されていたライブバージョンでした。誰かの結婚式に出席して一曲披露することになっていたので、そのために作った曲、というような解説があった気がします。歌詞も2番までしかなく短い曲なのですが、何故か心に響きます。
> 六月の雨には 六月の花咲く
> 花の姿は変わるけれど 変わらぬ心を誓いながら
> いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい
> そよ風は見えない 幸せも見えない
> 愛の姿も見えないけれど 見えない何かを信じながら
> いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい
そして村下孝蔵は、亡くなったのが1999年6月24日。ファンの間では6月24日は「五月雨忌」と呼ばれています。「五月雨」は彼の代表曲「初恋」の歌い出しにも使われている言葉です。
> 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は
> 恋をして淋しくて 届かぬ思いを暖めていた
ちなみにこの日、筆者は就職活動を終えて北海道旅行をしている最中でした。確か知床あたりの宿に泊まった際、NHKの夜のニュースで訃報を知り、テレビの前で絶句した記憶があります。ただ同行の友人は何で筆者がそんなに驚いているのか理解できなかったようでしたが(苦笑)。
この二人に共通するのは、何とも言えない優しい声と、綴られた歌詞の素晴らしさ。歌詞は時に難解な場合もありますが、よくこんな言葉が出てくるよなぁと感動することが多々あります。逆に共通しないのは、小椋佳が東京に生まれ、東大法学部を出て日本勧業銀行に入行するというある意味エリートコースを歩んでいるのに対し、村下孝蔵は熊本で育ち、広島に移ってピアノの調律師をしながら地道に音楽を作り続けてきたというところ。本物感というか、幸薄い感(爆)が漂ってます。
小椋佳の「盆帰り」という名曲があるのですが、
> 汽車の窓に移りゆく景色に似て
> 何もかもが めまぐるしいだけの場所へと 知りながら
> せせらぎに素足で水をはねた
> 夕暮れの丘で星を数えた
> 突然の雨を木陰に逃げた
> 故郷の君の姿 ぬぐいきれないと知りながら
とてもいい曲で詩も抜群なのですが、「ちょっと待て!あなた東京出身でしょ!」と突っ込みたくなりますからね(笑)。
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