2014年8月アーカイブ

海外仕様のスマートフォンやモバイルWiFiルータを日本で使用する場合、対応周波数の違いから期待通りの動作をしてくれないことがあります。筆者もジャカルタで使用しているBolt!のルータ(HUAWEI E5372s)をSIMロック解除して日本で使用しましたが3Gではつながるものの、4G(LTE)ではつながりませんでした。というわけで、この機会に3G/4Gの対応周波数について調べてみました。逆に、日本のWiFiルータを海外に持って行って使う場合の参考にもなると思います。なお3Gに関しては、W-CDMA(ドコモ、ソフトバンクが採用)とCDMA2000(auが採用)の両規格がありますが、ここではW-CDMA(海外ではUMTSと呼ばれる)のみ取り上げております。

周波数帯(Band、以下Bと書きます)の割り当てについては、日本語版ウィキペディアにまとめられています。3Gはこちら4Gはこちら。そして国ごと、キャリアごとの利用状況については、英語版ウィキペディアにまとめられています。3Gはこちら4Gはこちら。これらを参考にして主なキャリアについて書きますと、、、

ドコモ 3G : B1(2100MHz)、B9(1700MHz)、B19(800MHz)
ドコモ 4G : B1(2100MHz)、B3(1800MHz)、B19(800MHz)、B21(1500MHz)

ソフトバンク 3G : B1(2100MHz)、B8(900MHz)、B11(1500MHz)
ソフトバンク 4G : B1(2100MHz)、B8(900MHz)

au 4G : B1(2100MHz)、B11(1500MHz)、B18(800MHz)

<参考:インドネシア>
Telkomsel 3G : B1(2100MHz)
Indosat 3G : B1(2100MHz)、B8(900MHz)
XL 3G : B1(2100MHz) 
3 3G : B1(2100MHz)
Bolt! 4G : B40(2300MHz)

筆者が一時帰国時に使用しているOCNモバイルONE」はドコモの電波を使用しますので、ドコモの周波数に対応しているかどうかがポイントとなります。

対応すべき周波数が分かったら、今度は機器選び。お目当ての周波数に対応しているものを選ばなくてはなりません。例えばインドネシアで販売されているBolt!のHUAWEI E5372sについて言えば、3GはB1とB8、4GはB40 にのみ対応しています。しかし同じE5372でも、仕向け先の国やキャリアに合わせて対応周波数を変えたモデルも存在します。通販やオークションで購入する場合は、機器の型番だけではなく、実際にどの周波数に対応しているのかを必ず確認しましょう。

つまり筆者のE5372sは、ドコモでは3GのB1でのみ接続可能、ということになります。同じドコモでもB19(周波数が低く、よりつながりやすい)や、B17(東名阪バンド)での接続は出来ませんし、もちろん4G LTEでの接続も出来ません。せっかく4Gに対応しているのに、日本での対応が無いのは残念。ちなみに4GのB40に対応している地域はインドネシア以外では、ナイジェリア、南アフリカ、オマーン、サウジアラビア、ロシア(チェチェン)、オーストラリア、バヌアツ、香港、インド、スリランカ、とのこと。これらの国に持ち込めば4Gでの通信が可能ですが、うーん、マイナーな地域が多いですね(笑)。香港のChina Mobileくらいなら試せる機会があるかもしれません。
先月日本に一時帰国した際にシンガポール航空(SQ)を利用しましたが、チェックインの時にマイレージ番号を伝えるのを忘れていたため、マイルが未加算の状態になっています。筆者はスターアライアンスのマイルは(ANAではなく、SQでもなく)UA Mileage Plusに付けることにしています。予約クラスに関わらず、ほぼ100%マイルが加算されること、有効期限に関する制限が緩いこと、特典航空券発券時に燃油サーチャージを取られないこと(その代わり発券手数料やら変更手数料やらチマチマと取られるけど・・・)など理由はいくつかありますが、学生時代からもう20年近く使い続けています。

さてそのMileage Plusですが、ウェブサイトから事後加算の申請が可能です。提携航空会社のフライトにも対応しており、航空券番号、氏名、日付、便名、予約クラス、席番号などをフォームに入力すればOKです。このフォームにはバグ?がありまして、カレンダーから日付を選んでもうまく入力できず、エラーになってしまうのですが、言語をEnglishに変更することで回避可能です。

ということで英語表示にして進めていくと無事入力が完了しました。しかし今度は "Our records indicate that you may have submitted incorrect data. Please resubmit your request." というメッセージが。念のためにもう一度入力しなおしてみますが結果は同じ。以前はこのフォームから問題なくリクエストが完了していたはずですが・・・。SQとUAの間でデータのやり取りの仕組みがちゃんと出来てないのでしょうか?去年の終わり頃から特典航空券の検索結果にSQが表示されなくなりましたが、もしかしたらその件と関係しているのかもしれません。

仕方ないので、通常の質問フォームから対応を依頼してみました。一応英文で書きましたが、日本語でも大丈夫なのかな?ファイル添付も出来るようになってましたので、eチケット控え、搭乗券の半券、それぞれをスキャンして添付しました。これでしばらく待ってみることにしましょう。
先月の一時帰国の際に、インドネシアで購入したLTE対応のルータ(SIMロック解除済みのHuawei E5372s)を日本で使えるか試してみることにしました。同型のものがDocomoからHW-02Eという型番で発売されているのですが、対応周波数等が違う可能性もありますので、まぁとにかくやってみることに。

まずはSIM探しから。月額契約をする気は無いのでプリペイド方式のものを物色。Docomo回線のMVNO各社(日本通信、OCN、IIJ他)のプランを各種検討した結果、最も有効期限が長い(3ヵ月後の月末まで有効)OCNモバイルONEプリペイド 1GB(税込3456円)に決定。ヨドバシカメラで注文して日本の滞在先に送付しておきました。これで日本到着後すぐに使うことが出来そうです。

ocn.jpg
滞在先(いつもの目黒の友人宅)でプリペイドSIMを開封。説明に従って、こちらのサイトから開通手続きを行います。この際、電話番号、住所、氏名、メールアドレス等の入力が必要。必要事項の入力が終わった時点で、APN等の必要情報がウェブサイト上に表示され、それらをルータに設定することで通信が可能になりました!個別の認証IDとパスワードも発行されますが、共通の設定(かんたん設定)もあり、

APN: lte-d.ocn.ne.jp
認証ID: mobileid@ocn
パスワード: mobile
認証方式: CHAP(このルータは設定不要だった)

と入れておけばOKのはずです。

なお、前述の開通手続きの中でOCNのメールアドレスが付与され、それがOCNマイページへログイン(利用量確認をする際に必要)するのためのIDとなります。そしてログインパスワードは後日登録住所宛てに郵送されるという、、、本人確認のためなんでしょうけど、このあたり、はっきり言って面倒くさく感じました。パッケージ内の説明書きもウェブの登録画面も全て日本語のみ、といったあたりからも、そもそも外国から来る人はターゲットにしていないのでしょう。

上記の方法で、Docomoの3G(FOMA)の電波を捕まえることは出来たのですが、LTE(Xi)を捕まえることは出来ませんでした。どうやらBolt!のルータはDocomoの3Gには対応しているもののLTEには対応していないようです。同じ周波数(2.1Ghz=B1)を使ってるはずなのですが、3GとLTEは別物ということでしょうか。というわけで結局3Gでしか通信が出来ませんでしたが、メール、FB、ウェブブラウジングといった用途では全く支障ありませんでした。通信速度は測定し忘れましたが、体感的には数Mbps程度は出ている感じ。1GBの容量制限のあるプリペイドSIMと組み合わせて使うには、これくらいの通信速度で丁度良いのかなとも思います。

帰国後、改めて調べて分かったのですが、ルータの外箱に対応周波数の記載があったようで(爆)「LTE TDD B40 / WCDMA B1 / B8」に対応しているとのこと。B40(=2.3Ghz)はBolt!のLTE用の周波数。B1(=2.1Ghz)は上記Docomoで確認済み。B8(=900Mhz)はインドネシアのTelkomsel 3Gで確認済み。ということで、表記どおりのスペックということでしょうか。まぁ30万ルピア+SIMロック解除手数料7ユーロ(=約3500円)でWiFiルータが手に入るのですから十分でしょう。文句は言えませんね。

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