2014年9月アーカイブ

ここ数日で、とてもインドネシアらしい出来事が立て続けに起こりました。怒りというか、呆れというか、、、まぁそれを通り越してビアサ(普通)と言っておきましょうか(爆)。

<その1>
某客先にて、F/W設定のために日本のIT部門から出張者が来られました。筆者も現地に行き、サーバルームに入って現状のネットワーク構成等を確認。これなら大丈夫そうですね、あとは設定してつなぐだけですね、ありがとうございましたー、ということで撤収。オフィスに引き上げて別の仕事をしていた時、先ほどの客先から電話が。

お客様:「ところで、発注していたF/Wはどこにあるんですかね?」
筆者:「え!!」

筆者:「F/Wまだ納品してなかったの???」
スタッフ:「ハビス(品切れ)だから輸入するのに2ヶ月かかる」
筆者:「・・・・」

出張者のスケジュールだって、ずっと前から分かってるはずなのに、そりゃないだろ!もっと早くアラート出してよ!と言っても仕方ない、ここはインドネシア、、、

しかし土壇場になって探しまくった結果、ほぼ同型のF/Wの在庫を発見。スタッフが店まで取りに行って、その日のうちに客先に持ち込み、結果的には全然問題なかったという(爆)。それが出来るんだったら前もってやっておいてよ!と言っても仕方ない、ここはインドネシア、、、

<その2>
某社の日本人駐在員のワーキングビザの有効期限が明日までなので、更新のためシンガポールに行くことになっていました。インドネシアではビザの種類にもよりますが、基本的には更新のために一旦国外に出る必要があります。

ところが今日の夕方になって、ビザ手続きを仲介するエージェントから「テレックスが不調でシンガポールのインドネシア大使館に文書が届いてなかったようだ」という連絡が。これでは明日シンガポールのインドネシア大使館に行ってもビザはもらえません、、、それが前日の夕方になって判明(爆)。しかし明日にはビザの有効期限が切れるし、飛行機のチケットも取ってあるし、とりあえず明日シンガポールに行くしか仕方ありません。

今から相当プッシュしても明日ビザを取るのは無理でしょうから、最短でも明後日の金曜日。金曜日がダメだったら週明け(爆)。シンガポールはホテル代も高いので、まさにダブルパンチ、、、ちなみに筆者の知人は似たような状況で、シンガポールで1週間、ビザが下りるのを待ち続けたそうです。

インドネシアに一旦帰ってくるという手もありますが、ワーキングビザが切れて国外に出た人間が、当日とか翌日に到着時ビザを取って帰ってくる、なんてのは、さすがに怪しすぎます(爆)。入国審査のところで引っかかる可能性が非常に高い(まぁインドネシアですので、それもゴニョゴニョすれば何とかなるんですけど)

というわけで、その駐在員はシンガポールにいつまで滞在しなければならないのか、いつビザがもらえるのか、誰にも分かりません、、、

申請編の続き。

<2014年7月>
2週間ほど経ってYB1GJS Mr. Gjellaniから申請書類の準備が出来たとの連絡が入る。写真3枚と手数料25万ルピアを持って筆者の自宅近くのショッピングモールに出かけ、初アイボール。丁度ラマダン中だったため、夕方ショッピングモール内の日本食レストランで面会し、夕食(ブカプアサ)も一緒にさせていただくことに。Mr. Gjellaniは英語も話しますが、インドネシア語+片言の日本語で、当地のハム事情などをヒアリング。

この時、いくつか面白い話が聞けたので少し書くと、、、

・本業は今食事をしている日本食レストランのマネジメント!(この店はジャカルタおよび近郊に5店舗ほどあり筆者も時々利用している)
・ORARI代表として8月の日本のハムフェアに行く予定である。
・Permata Hijau(筆者の家の近く)にD-STARのレピーターがあるのでハンディでもアクセス可能だろう。
・HFで日本語でQSOすることもある。英語で呼んでいると日本からの応答はほとんどないが、日本語に変えたとたんにバンバン呼ばれる(笑)。

そんな話をした後、書類何か所かにサインをして、写真と手数料を手渡して別れる。その際に希望のコールサインについて聞かれたので筆者のイニシャルを取ってYC0AYMとすることに。

※外国人のサフィックスはAXXとなり、XXのところを選択可能。ちなみにエリアコード0はジャカルタ特別州。

1週間ほど経って免許が発行されたという連絡が来るが、レバラン休暇に入る直前だったため、休暇明けの8月上旬にORARIまで受け取りに出向くことにする。

<2014年8月>
orari.jpg

レバラン休暇も明けた8月上旬、ORARIの事務所を訪ねることに。市内を北上し、タムリンの少し北、コタの手前あたりにあるビルの10階(最上階)を訪問。

出迎えてくれたのはMr. GjellaniとYB1PR Mr. Faisalのお二人。Mr. Faisalは二文字サフィックスでも分かる通り、1970年代に開局したという大ベテラン。





licence.jpg

右側が情報通信省発行の免許証。左側はORARIの会員証。どちらにもYC0AYMのコールサインが書かれています。



radio.jpg

ORARIのシャックにて(リグ、アンテナチューナー、VSWR計など全て日本製)。右下がYB1GJS Mr. Gjellani、左上がYB1PR Mr. Faisal。7MHzでチューニング中。「ほら、これで呼んでみろよ!」と突然言われたが(爆)「いや10年ぶりだし、まだ準備できてないから」と言って遠慮した(笑)。

インドネシアのアマチュア無線は(世界的には常識である)包括免許なので、この時点から当該資格(筆者の場合はPENGGALANG / Advanceクラス)で許可された周波数、電波形式、出力による送信が可能となる。具体的には、、、

30MHz以下:500W
30MHz以上:200W

※日本の第四級でも当地ではPENGGALANG / Advanceクラスとなる模様。

さて次はリグを買わないと。とりあえずはD-STAR対応のハンディでも買うかなぁ。

2013年10月21日より、日本とインドネシアの間でアマチュア無線の相互運用協定が施行されました。これによって日本の免許を持つ人がインドネシアで開局したり、インドネシアの免許を持つ人が日本で開局することが出来るようになりました。筆者は中学生時代に免許を取得して以来、主に144MHzのFM/SSBにQRVしていましたが、インドネシア駐在10年となり局免失効&QRT状態、、、ということで、これを機にインドネシアのコールサインを取得してハムライフ再開を試みることにいたしました!

はじめに今回の相互運用協定のために、ご尽力いただいた関係者の方々にお礼申し上げます。今回の免許申請を行うにあたってはJA8VE斉藤OMのサイトを参考にさせていただきました。重ねてお礼申し上げます。

以下時系列に沿って記述します。特に注意が必要なところは※印をつけていますので参考にしていただきたく。

<2014年2月>
インターネットでたまたま日本とインドネシアの相互運用協定について知る。早速いろいろと検索するとJA8VE斉藤OMのサイトがヒット。そちらに記載されていた以下のメールアドレスに英文で問い合わせメールを送る(ORARI=インドネシアアマチュア無線連盟)。

To: hq_アットマーク_orari.or.id
CC: susilosuryo_アットマーク_gmail.com
CC: yb1gjs_アットマーク_yahoo.com
(スパム防止のため「@」を「_アットマーク_」と記載しています)

数日後、YB1GJS Mr. Gjellani(ジェラニさん)から返事あり。彼はORARIの国際担当で、外国人の免許申請の手助けをしてくれるとのこと。彼によると筆者の場合、KITAS(滞在許可証)の残存期間が短いため(2014年5月満了、問い合わせ時点で残り3か月を切っていた)免許の発行が出来ない。まずKITASを更新してから改めて申請してほしいとのこと。

※免許申請には少なくとも3か月以上の滞在許可の残存期間が必要。

また申請時には有効な局免も必要とのことで、失効していた日本の局免の更新(再免許)手続きも行うことにする。これは「総務省電波利用電子申請・届出システムLite」から手続き可能。手数料や電波利用料の支払いもネットバンク経由で可能。ただし初期パスワードの送付と、局免の送付には日本の住所が必要となるため、日本の家族などに協力してもらう必要あり。

<2014年6月>
ようやく滞在許可の更新が終わり、パスポートとKITASが手元に戻ってきたのが6月中旬。早速以下の書類のスキャンデータをMr. Gjellaniにメール添付で送信する。

・パスポートの写真のページ
・KITAS(インドネシアの滞在許可証)表裏両面
・日本の従免+英訳
・日本の局免+英訳

例:従免の英訳
Amateur Radio Operator Licence
Licence: The 4th grade Amateur Radio Operator
Licence No: XXXXxxxxx
Licence Date: 22 June 1990
Name: Yasuo Morinaga
Birthday: 02 April 1975
Director-General of Tokai Bureau of Telecommunication

例:局免の英訳
Amateur Radio Station Licence
Name: Yasuo Morinaga
Address: xxx xxx, Iga, Mie, Japan
Licence No: KAI-A-xxxxxx
Licence Date: 5 March 2014
Expire Date: 4 March 2019
Call Sign: JO2OWH
Director-General of Tokai Bureau of Telecommunication

※従免と局免には上記程度の簡単な翻訳を付ける必要がある。

局免には「移動範囲」「通信の相手方」なども記載されているが、そのあたりは省略しても構わない模様。「電波の形式、周波数および空中線電力」は元々アルファベットと数字で記載されているので翻訳の必要は無し。

この時点でMr. Gjellaniから「これらの書類をもとにインドネシアの情報通信省(KOMINFO)への申請書類を作るので、その書類が完成した時点で、サインをもらうために面会したい」との話があり、携帯電話番号を交換する。面会の時までに以下のものを準備しておいてほしいとのこと。

・縦3cm×横2cmで背景が赤の写真を3枚
・手数料合計25万ルピア

受取編へ続く

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