『痞子英雄之全面開戰』観ました。

趙又廷(マーク・チャオ)、黃渤主演、その他に楊穎(Angelababy)、高捷(ジャック・カオ)等出演。蔡岳勳監督作品です。

140分ほどの長尺なのと最近駄作ばかり観てしまったので正直期待せず観に行ったのですが...これがめちゃくちゃ面白かった!

蔡岳勳監督といえば台湾のテレビ界の名監督。『流星花園(台湾版『花より男子』)』も彼の作品です。本作品も2009年に自ら撮った『痞子英雄』テレビシリーズの映画化。まるで『踊る大捜査線』のようです。

こちらに映画の背景について記載があったのでご紹介。

劇場版が登場!『痞子英雄之全面開戦』:人民中国

台湾映画がここまで徹底した娯楽大作を作れるとは!台湾映画界の変化には驚きと共に、日本ももっとがんばれよ、と思いました...。

趙又廷と楊穎は『第一次』でも主役を演じた二人ですが、今回は恋愛要素無し。下手にそんな要素を入れたらストーリーがまとまらなくなるので、これで良かったと思います。

劇場での客の入りが悪かったのですが、香港では宣伝広告が上手く行っていないのかも。香港人でも十分楽しめると思うのですが。

日本でも『ハーバー・クライシス〈湾岸危機〉Black & White Episode』という名前で9月8日から公開されるそうなので、是非観て欲しい作品です。