今日からまた学生

MBAで懲りてる(?)はずなのに、また性懲りも無く学生やることにしました。といっても今回は夜間コース。香港大学付属のオープンカレッジ、HKU SPACEにて、1年間の「Certificate in Legal Studies」を受講します。

1年間無事受講し、さらに「Diploma in Legal Studies」を1年間受講すると、Institute of Paralegalsの会員資格が得られ、法律事務所でもパラリーガルとして働けます。

パラリーガルとして働くことは目的ではないのですが、自分の今後のキャリアを考えたとき、以下3つのポイントで今回の受講を決めました。

1. MBA+ITだけでは差別化がどんどん難しくなる
2. 営業職でも契約書を読み、理解する場面が増えている
3. 定年退職後MPF(年金ファンド)だけでは到底食べていけないので自営する必要あり

特に3点目が重要。要は20年後の定年退職後再雇用というのは香港では多分難しくて、自営せざるをえないかなと。その頃ITだけじゃ似たようなバックグラウンドの人が多数いるだろうから、IT+法務でコンサル・アドバイザ的なコトをやれればいいなと思ってます。

60歳になってから法務学ぶのはしんどいので今のうちに準備、というわけです。本当は学部の夜間パートタイムに入るのがよりよい(Certificate/DiplomaよりDegreeの方が圧倒的に信用度が違うため)のだけど、入学条件が厳しい(入試アリ)のと、現在の業務を勤めながらそこまで本格的に学習する時間を割けるか微妙なので、Certificate in Legal Studiesという受講要件無し、ワークロード低めのコースを選びました。

のっけからシステムトラブルで教室変更がありましたが、授業自体はきわめてスムーズ。現役の弁護士が手弁当で教えてくれているようで、ウガンダ出身、UK育ちの弁護士がユーモアを交えながら「法とはなんぞ」という基礎から始めてくれました。

事前にコースのレベルがよく分からなかったので、ついていけるかちょっぴりナーバスでしたが、初回は拍子抜け。法学部にて民法総則と憲法を学んだ過去があるので、今日の授業内容は英語で法務用語が出てくること以外は特に驚きもなく、楽勝でした。今だけ、なんでしょうが...。

先生が生徒に対して様々な具体例を挙げさせることで、「法とは」「刑事と民事の違い」についてイメージを掴みやすいように授業を運び、法務経験・知識が全く無い人でも分かりやすい内容だったと思います。

これから週二回香港大学に通っての勉強。楽しみであるのと同時に、仕事やプライベートとも上手くバランス取って進めていきます。