最近の新聞によく載っているのが、SOFTBANKのこと。強気な経営、とか、借金が多すぎる、とか。
孫社長の発言によると、SOFTBANKは「デジタルインフラ事業」を推進しているのであり、そのためには大型買収も辞さない、とのこと。
しかし、メモリメーカーのキングストンなどは、どこがデジタルインフラなんだろう??と首を傾げてしまいます。もうちょっと的を絞って経営しないとアスキーの二の舞になってしまう気がします。
全く別のお話。最近会話の中で「16bitアプリを動かすからWindows95は不安定になるんだ」とか聞きます。これ、正確な表現では「Win16アプリ」としなければなりません。
16bitコードで書かれているからマルチタスクができなくて、メモリ保護もできなくて不安定だ、というのは間違っているわけです。別に8bitでプログラムを組もうと、16bitで組もうと、設計思想がしっかりしていれば安定して動くわけです。
じゃあ、「Win16」とはどういう意味かというと、要するにWindows3.xの仕様でプログラムを書いたと言うこと。Windows3.xはMS-DOSにGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)をかぶせただけのもの。ということは、Win16の仕様は、MS-DOSと同様メモリ保護機能もマルチタスク機能も持っていない、ということになります。だから、不安定になるのですよ。そこまでわかっていて発言しているのならいいのだけど、どうも16bitでプログラムを書くと絶対に不安定になる、見たいに思っている人がいるようで...。