民族...。

今年初めて映画を見てきました。「セブン イヤーズ イン チベット」。結構面白かった。これ自体の感想は近々アップするとして、これを見ていて思ったこと。

このお話ででてくる、ダライ・ラマ、というのが、チベットの統治者なんだけど、これの選出方法がどうやら天皇制とは違って血縁関係で選ばれるのではないみたいなんだけど、とにかく宗教上でトップに立つ人間が、政治的にも国を統治しているという、西洋文化や、日本からみれば古い政治体制なわけです。

しかし、この「古い政治体制」って、必ずしも間違っているとは言えないんじゃないか。日本的、あるいは欧米的な見方からすれば確かに古いし、間違った考えなのかも知れない(政教分離が多いから)。

しかし、チベット人にとってはそれが自然であり、中国からの侵略などがなければ平和的に暮らしていたのかも知れないわけで、そのもっとも自然な形である政教一致体制を維持しているのは、決して「古い」わけではない、と思ったわけです。

日本的、あるいは西洋的な文化が絶対的に正しく、文化の発展過程として順調である、というのは正しい見方でない、と強く感じさせられた映画でした。