先日のニュースで、メリルリンチ証券が、リテール(個人顧客)に乗り出す、というのをやっていました。山一の元社員を引き取って、そちらに当てるらしい。
金融ビックバンが始まれば、このように外国の、特にアメリカやイギリスで大不況を乗り越えてきた銀行、証券、保険会社がどんどん日本に乗り込んでくるでしょう。この時、日本の銀行などはまともに立ち向かえるのか。
たとえば、現在外銀でリテールやってるのはCITIBANKくらい。だから一気に人気爆発しているけど、これからはCITIだけじゃなくて、他にもどんどん入ってくる。だから、CITIがやっているサービスの質はさらに競争にさらされて、ますます向上して行くでしょう。
このような状況で日本の銀行はどのように手を打つのでしょう?さしあたっては住友銀行がATMを24時間稼働させようとしています。しかし、これも手数料を取るので、CITIと比べれば見劣りします。
三和銀行は、現在の支店のような総合店舗を、専門店舗に鞍替えしようと考えているようです。考えてみれば、どこの店舗でも銀行のすべての業務を行う(商品を扱う)というのは非効率的なんですよね。住宅街ならリテールのみに絞った方がいいだろうし、オフィス街なら当然企業向けの貸付などだけ扱った方がいい。今までこのような発想が出なかったのがおかしいくらい。
ようやく日本の銀行もかわり始めている、というところですかね。しかし、相当速いテンポで業務改革を行っていかないと、外銀などには追いつかないことは間違いないでしょう。