パリから帰ってくる飛行機の中で、退屈しのぎに機内番組を聞いていたんです。それが、丁度10年前のヒット曲特集だったの。
10年前って、1988年。どんな曲が流れたかというと、「恋したっていいじゃない」「素直にI'm Sorry」「Beach Time」「MU・GO・N 色っぽい」「吐息でネット」「Seven Days War」「Angel」などなど...。非常に懐かしい曲ばかりで、とっても聞き入ってしまいました。
だいたいどの曲もソラで歌えたりする自分が怖かったりしましたが(爆)、10年前と言えば、自分はまだ中学2年生。あのころは、何を考えて、何を見つめて生きていたんだろう、と考えて非常に深く自分の世界に入ってしまいました。
爆風スランプの「それから」という曲の歌詞で、「10年も20年も、君のことを想うだろう」という歌詞があります。中学生の頃の僕はまさしくそう思っていた。その時とっても好きだった子のことを、ずっと思い続けるんじゃないかって。でも、実際にはそんなことはなくて、だからといってその子のことが嫌いになったわけでもなくて。なんとなく中途半端な気持ちのまま、今にいたっていたりします。
ちなみにその好きだった女の子は今では東京でSEをしているそうな(爆)。仕事先であったりしたらあまり嬉しくないなぁ。もっとロマンティックな再会ならいいのだけど(笑)。
で、一つ一つ曲の思い入れも書いてみたいと思います。「恋したっていいじゃない」は、すでに美里にはまっていた友人から洗脳用に貸されました(笑)。みごとに洗脳されて美里にはまっていた頃があって、たぶんこの頃一番よく聞いたのが「ribbon」。今はCDで持っているけど、それこそテープがすり切れるくらい聞いていました。
「素直にI'm Sorry」は、初めて買ったチェッカーズのシングル。たぶん、大阪のラジオ局のAMの番組、「OBCブンブンリクエスト」で聞いたのがきっかけだったと思う。歌詞が非常に共感できる、とっても良い曲です。ちなみに、藤井兄弟で書かれた曲です。
「Beach Time」は、TUBEなるバンドを初めて認識した曲。なんとなく以前の曲も聞いていたんだけど、トップテンなどで顔を覚えたのはこの曲だったと思います。
「MU・GO・N 色っぽい」「吐息でネット」は、当時絶頂期にあったアイドルの曲。誰でも知ってますよね。ニッポン放送の日曜の深夜にこの2人の番組がそれぞれやっていて、友人が聞いていました。
「Seven Days War」は、TMネットワークにはまった曲です。実は「HUMAN SYSTEM」とか聞いたこと無いんですね、今でも。というのも、TMFANとしては珍しくこの曲から聞くようになったから。これは「僕らの七日間戦争」という映画の主題歌で、映画の音楽は小室哲哉が担当していたんです。この映画は今でも大好き!邦画で一番大好きな映画です。夢があって、勇気があって。中学の時はこのような行動力を持った人間になるのが僕の理想でした。
最後に「Angel」。これは氷室京介の、ソロ一作目。結構軽めのギターサウンドなんだけど、好きなんですねぇ、こういうのも(笑)。