今日は尾崎豊の没6年目。ということで、昨晩は衛星でも特別番組が放映されていました。
僕が尾崎を聞くようになったのが、皮肉にも死んだその日から。丁度僕が高校三年で、転校したばかり。その転校先の友人達が僕の歓迎会を開いてくれたのが4月25日だったのです。
あの日に、歓迎会の場所に集まったら、みんな尾崎の事を話していました。それまでは尾崎豊という名前は、知っているだけ。曲は意識して聞いたことがありませんでした。当然その日の2次会のカラオケでは尾崎大会(笑)。そこで初めて尾崎の曲にふれ、そのストレートな歌詞に心を打たれました。
思えば、初めて「飲み会」に参加したのも、「カラオケ」に行ったのも、あの日が初めて。お酒ですら、まともに飲んだことがなかった。あれから6年。ついこの間のような気がするけど、大学を卒業して、仕事まで始まってしまいました。長い時間が、本当は流れていたんだなぁ、と思っています。
彼のことを「神聖化」することに、というか死んだ人間を神聖化することを嫌う人は多いと思います。それでも、彼が多くの人に影響を与えたことは紛れもない事実。今日くらいは、彼のことを偲び、話題することを許して欲しいと思います。