昨日、とうとう同期の仲間が一人、会社を辞めてしまいました。本人は相当悩んで出した結果だと思うので、僕は何もいわずに、ただこれからも元気に頑張って欲しいと思っています。
それがきっかけで、少し思ったこと。あ、佐高信さんの「KKニッポン就職事情」という本の影響もありますが。
最初のウチは、だれもが新鮮な気持ちと、夢や希望をもっていると思うんです。しかし、時がたつにつれ、どんどん毎日の生活が「ルーティン化」してくる。そうなるのが怖いなぁ、と。
毎日当たり前のことを当たり前にやる。それは仕事では当たり前のことでしょう。でも、当たり前のことを当たり前と感じたときには、何かを失った気がするのです。何かは、はっきりとはわからないのだけど。
それから、社会や個々の会社の「常識」を、当たり前のこととして無批判に受け入れること。これも絶対に避けたい。いつも自分の中できちんと価値判断して、たとえ会社の中では暗黙の了解になっていても、間違っていると思ったらきちんと間違っていると発言すること。これは世渡りが下手だと思われるかも知れない。「常識」が無いと思われるかも知れない。はたまた出世が遅れるかも知れないし、つまはじきにされるかも知れない。だけど、間違っていることに目をつぶって、「常識」に従ったために、個性を失うのは、もっといや。
自分が自分であり続けるために、越えてはいけない一線がある。僕はそう思っています。青臭いかも知れないけど、一生青いままでいることは決して悪いことではないと思います。