最近の中学生

久しぶりに「ぼくら」シリーズの新刊が出ていて、即買いました(笑)。これは、第一巻が映画にもなったので有名だと思いますが、「ぼくらの7日間戦争」のシリーズです。

最新刊では、最近の中学生が、簡単に「キレ」て人を刺したり、麻薬や売春に染まっていたりする風潮を風刺して書かれています。

この最新刊では、「7日間戦争」の時にはまだ中学1年生だった、菊池や相原が、高校を卒業した年齢で出てきます。菊池は(予想通り)浪人で、相原はもうすぐ渡米して、アメリカの大学にはいるという設定。彼らが中学生だった頃、僕もまだ中学生で、とっても共感を覚えたものでした。

最新刊で出てくる中学生達は、世間の評価は低いし、悪いこともいっぱいしてきたけど、昔の菊池や相原のように純粋な心を持った少年達として描かれています。これは作者の宗田さんの願いでもあるのでしょう。

確かに僕らが中学生の頃って、まだ10年立っていないのに、今の中学生とは大違いな気がします。あんなに無気力で、その場のことしか、自分のことしか考えない人間ばかりではなかったはず。表面に出てこなかっただけ、では無いと思います。なにがどうなって、このような状況になったのか、わからないけど、少しずつ、変わっていったのでしょう。そして、その変化に、大人達は気が付かなかったか、付かない振りをしていたのだろう、と思っています。

どこから手をつければいいか、わからないけど、もっと人生に希望を持てるような、自分でレールを引いていけるような社会を作り出さなければだめだ、とも思います。しかし、今はなんとも考えがまとまらない...。