Windows NTのAlphaチップ向け新規開発は、中止だそうです。MIPS、PowerPCに続き、最後の非Intel系で、かつRISCチップだったAlphaもとうとう中止。
Intelへの過度の依存をおそれたMSの戦略、結局元の木阿弥というか。Intelが強すぎたのでしょうかね。実際Pentium系にはRISCチップで培われた技術がどんどん移植されていって、CISCの限界を超えた、とまで言われていたのだから。
ま、実際に発売されているソフトのほとんどがIntel向けNT用だったから、時間の問題だったのかもしれないけど。これでCOMPAQはAlphaをDigital UNIXとLinuxにだけ使うという戦略しか残ってこないわけですね。Alpha自体もどうなることやら。
そして。Windows 9x系との大きな違いであった、複数のプロセッサをサポートするというNTのアドバンテージも無くなりますね。あとは9x系をNT系に統合するだけ。これが難問なんだなぁ(笑)。98 SE2以降はあと一本、MilleniumというコードネームのOSが出て、おしまい。あとはWindows 2000に修練されていくとのこと。本当にまとめてくれれば企業ユーザの悩みも少しは減るんでしょうが。そうは問屋がおろさない、かな?(^^;。