最近都営線で、不思議な広告をよく見ます。「カリスマ犬」とか、「赤の親友」とか、白地に黒の字だけが書いてあるの。
なんのこっちゃ、とよく見ると、下の方に小さくURLが。isao.netとあるので、見てみると、単なるリンク集で、中身がほとんどない。
で、いろいろ調べてみると、なんとCSKの大川会長がCEOをやっている、SEGAの系列会社で、大川功会長の名前をそのまま付けているという変な会社(笑)。一応Interactiveなんちゃらなんちゃら、とこじつけていたけどね、名前(^^;。
で、得体の知れない会社だと思っていたら、昨日の新聞だったかな、ドリキャスをインターネット電話用端末として利用するサービスを始める、と発表してました。
この会社、ようはSEGA本体とは別組織の形で、ドリキャスをインターネットアプライアンスとして活用するためのサービスを提供する、というのが本業らしいです。それにしては広告の意図が不明すぎ。
なんでも、「シーマン」が50万本売れていて、当然そのためにマイクも売れているので、このマイクを使ってVoIPでインターネット電話できるようになるらしい。で、相手がインターネットにつながっているPCやドリキャスなどだと、通話料タダ。一般電話相手だと全国一律1分10円とかかな、確か。だから遠距離通話はかなり安くなりますね。
ウチの部署でもVoIP製品を扱っているけど、実際問題インターネットという、帯域保証のない世界で、どれだけ「使い物」になるかはかなり未知数です。どうなることやら、結構興味あります。もしこれが成功すれば、一気に50万台のインターネット電話網ができあがることになって、そのあおりでウチの製品も一般電話用ゲートウェイとして売れるかもしれないし(爆)。
あー、なんか社畜な発言だわ(^^;。