富山では雪に閉じこめられていましたが、どうやら今夜から明日にかけて、関東も雪だとか...。今年は全然暖冬じゃないなー。こっちでも、関東に帰ってからも雪に見舞われるとは...。とほほ。
さて、読み終わった本、ですが多すぎるので簡単に紹介。
浅見光彦を追え 内田康夫
これは小説でもエッセイでもなく、JR主催のミステリーツアーの時の模様を描いた本。アサミスト必見ですね。こんなツアーがあったとは、知っていたら絶対行っていたのに。
金正日と金大中 野心と野望 趙甲済
昨年夏に行われた、南北会談について、今の平和ムードは危険だと警告している内容です。要は金正日がいなくならない限り、何を行ってきても「民主主義による」統一は無理だ、ということが書かれています。多少くどい書き方をしてますが、内容は確かにうなずけるモノばかり。
小説ヘッジファンド 幸田真音
元米銀および米系証券会社でトレーダーをやっていた、幸田さんによる処女小説。書かれた当時の社会状況や当時の最新の金融関連の情報は非常に緻密に書かれていて、かつわかりやすいのだけど、まだまだ人物描写がいまいち。
マネー・ハッキング 幸田真音
これは彼女の2作目。全作よりはマシだけど、やはりまだ人物描写がいまいち。しかし、驚くべきは、1996年発刊の本なのに、すでにインターネットを用いた高度な金融犯罪について描写されていること。ここに描かれていることは、今読めば誰にでも十分理解できるだろうけど、本が出た当初なら想像の産物、としか思われないだろうなと思う。なかなかの好著です。