昨日の写真を早速現像に出したのだけど...。前から調子が悪かった僕のカメラ、はやり壊れていました。悲しすぎる。フィルムの巻き上げ機能が悪いらしく、二重写りになっていて、写真がきちんと撮れてなかった。くぅ。
で、さらに悲劇は続く。早速今日ビックカメラに修理に持っていったら、見積もりで1万円くらいかかる上に、1ヶ月程度時間がかかるとのこと!。下山さんの結婚式でも写真を撮りまくろうと思っていたのに、辛すぎる。
しょうがないので、自分への慰めのため久し振りに勝烈庵でおいしいカツを食べてきました(笑)。
さて、最近読み終えた本をまとめてご紹介。
代議士秘書 飯島 勲
今話題の、小泉純一郎の秘書、飯島さんの書いた、秘書のおもしろおかしいエッセイ集。現役の国会議員の、現役の秘書によるこの手の本はめずらしい。
なかなかおもしろかったです。暇つぶしにはいいですね。それにしても、現在行われている予備選、驚きましたね。自民党とはいえ、地方の党員の間では浄化が進んでいるみたいね、予想外に。良いことです。あの4人の中では小泉さんが一番マシでしょうから。逆に言うと、彼が総理になっても自民党がなにも変わらなければ、今度こそ本当に自民党はおしまい、解答していただかないと困りますね。
とはいえ、予備選の結果をふまえても、派閥の論理を最優先させて、小泉つぶしにはしらないとも限らないので、まだまだ予断を許しませんが。
なぜ仕事をするの? 松永真理
下山さんが日記で書いていたので、興味を持って読んでみました。彼女が7年ほど前に書いた、自分の経験を元に綴った、「仕事」という視点から書いたエッセイ集。
新卒の人間だけじゃなくて、今の仕事に悩んだり、行きづまりを感じている人に是非おすすめです。僕自身、非常にタメになりました。わかりやすく、そして悩みを持つ人間の立場を理解している言葉が多くて、好著だと思います。それは「就職ジャーナル」や「とらばーゆ」でお仕事をしてきた、という経験も大きな要因なんでしょうね。
私がアナウンサー 菊間千乃
どうでも良いけどこの辞書、「菊間千乃」を一発変換したなぁ(笑)。彼女はビルからの転落事故で非常に有名になってしまった、フジテレビのアナウンサー。
僕は、この事故が起こった2年前も、当然テレビは見ない生活を送っていたので、この事故を活字では読んだのだけど(芸能ニュース程度だけど)、映像は一切見たこと無いし、そもそも菊間アナの存在も知りませんでした。顔にいたってはこの本を手にとって初めて見た始末。
それでも、彼女が事故から2年たって、その事故を客観的に書きつづり、肉体的だけじゃなくて精神的に乗り越えようとしているその文章は、非常にこたえるモノがあります。一歩間違えれば死んでいた事故、というのは実は彼女に特別降りかかった災いではなくて、本当は誰にでも起こりうること。でも人間は自分がそうなってみないとやはりその立場を本当に理解するのは難しい、という葛藤。そういったところがはっきりと書かれていて、読んでいて非常に共感しました。おすすめです。