見ちゃった

今日はサークルの先輩、みえさんとデートでした。美味しいご飯が食べたいというので、「赤い魚」でお食事。その後映画を見ました。なんと今日公開の「A.I」。公開当日に映画を見る事なんて滅多にないけど、茅ヶ崎のワーナーマイカルでは、全席指定なので(新作限り)、良い席に座って見れました。

どっかの雑誌に書いてあったけど、スピルバーグ流の派手な味付けにはなってなかったので、そこが良かったのではないかと。割とあっさりとした終わり方で、賛否両論ありそうだけど。僕はあれで良かったかな。

閑話休題。某池田君が、このページが見れないと何度か苦情を頂いてますが、見れなくてもお気になさらずに。今日はBignetさんが電源工事でわざと落としていたんだけど、Webサーバにしても、MAILサーバにしても、24時間365日無停止で動く、なんてことは難しいです。普通のプロバイダさんの規模だと、最低現状の50倍の投資をしないと、完全無停止のサーバは作れません。

もちろんそんな投資は出来ないし、ちょっとやそっと落ちたって、半日以内に復旧出来れば大きな障害にはならない、というのがあると思います。eコマースとかで使っているのなら話は別ですが。

なので、落ちてるからって気にしないで、半日後に再度アクセスしてくれれば、問題なく見れるはずです。

またまた話は変わりますが、最近読み終わった本をまとめて。

東京下町殺人暮色 宮部みゆき
7年くらい前の本なんだけど、最近宮部さんの本を読みそろえているところなんで、発見し次第買い求めてます。これは下町を舞台にした、地域共同体をうまく使った小説。

宮部さん自身下町育ちで、その手の本をよく書いているけど、これは初期の作品で荒削りなところもあるけど、なかなかおもしろいです。僕も生まれてから小学校2年までは隅田川近くに住んでいたので、原風景として下町ってのがあるので、共感するんでしょうね。

himiko 久世光彦
最近お昼のドラマでやっている、「愛のことば」の原作です。ドラマとはかなり違う気がするけど、見てないので断言は出来ません。

タイミングが合わなくてなかなかHできないユウコとカオル。そんな二人の友人・家族との絆がじっくりと描かれていて、読み応えがあります。最後にはちょっとファンタジーっぽくなるのだけど、ちょっと個人的には違和感を感じました。

それがぼくには楽しかったから
リーナス・トーバルズLinuxの父、リーナスさんによる、自伝。原題が「Just for fun」というだけあって、彼の信念はとにかく「楽しいことをしよう!」ということ。この本を読んでいれば、彼がマスコミが作り上げた清貧なカリスマではなく、ごくごく普通の人だということがわかるでしょう。

違うのは、とにかく「楽しみ」のためにLinuxを作り、たまたまその開発手法がオープンソース運動の理念と重なり、タイミング良く参加者やユーザーを増やした、というところでしょう。

技術者じゃなくても楽しめる本だと思います。