読書

最近は毎日帰ってきてもだらけて本もまともに読んでません。それどころか、7月は一回も映画を見なかった!。株主優待券使わなくてもったいないことしちゃったよ...。とほほ。

ま、そんななかでも少しずつ読み進んだ本をご紹介。

プロジェクトX 4 NHKプロジェクトX制作斑編
NHKで放映中の同名番組の書籍化。この4巻では東京タワー建設物語がとってもすばらしい。まさか鳶職人さん達がこの近代的な高層タワーの建築で活躍しているとは夢にも思いませんでした。

新・ぼくらのサムライ魂 宗田理
この「サムライ魂」って言葉は、「先行者」で有名な「侍魂」から取ったんでしょうか。そうでないとこんな名前が不意に出てくるとは思えないんですが(^^;。

このシリーズでは久しぶりに硬派な内容。最後の終わり方がちょっと納得行かないけど。幕末の歴史の再確認という意味でおもしろかったです。

恋するために生まれた 辻仁成・江國香織
「情熱と冷静のあいだ」を書いた二人による、書き下ろし恋愛エッセイ。かなり興味深く読めました。

本人達が最初に断っているとおり、ココに書かれている二人の恋愛論は普遍的なモノでは全然なく、ただこんな考えの人がこの世の中にはいるんだ、ということが示されている本です。

個人的には江國さんの「愛は家族に対しても、友達に対しても、周りの人たちに対しても存在する」といった考え方に、非常に共感してます。最近そういう事を考えることが多いからかな。愛って、恋人だけじゃないよね、やはり。友達に愛を感じることはあるし、もちろんそれはどこまでいっても「友達に対する愛」ではあるのだけど。