ということで、久し振りに。
浅見光彦のミステリー紀行第6集 内田康夫
浅見シリーズで出てきた舞台を説明するお馴染みの紀行集。これを読むとまだまだ日本にも見所がたくさんあることに気が付かされます。
モーニング娘。のDNA 永田一八・村田穫
これは副題として「おニャン子クラブは二度解散する」となっています。著者は二人とも30代で、かつでおニャン子の自他共に認める熱烈なファンだったとのこと。
よく比較されるような、おニャン子とモー娘。、だけではなくどう似ていてどう違うのか、そもそもおニャン子とは?モー娘。とは?ということを、自己満足的に書いている本。昔のアイドルマニアの人々は同人誌やサークル誌でこのような熱い議論を書いていたなぁ、と少し懐かしみながら読んでいました。
かくいう僕もどちらのグループも好き。似ていると言えば確かに似ているけど、あくまでも別物として捕らえていますが。
はちまん 上下 内田康夫
上下2巻で出た、久し振りの大作。はちまん、とは八幡様のこと。終戦直後、八幡様の前にて、八幡様に縁ある青年達が誓った誓約。それがきっかけで起こる哀しい事件を、浅見光彦が解決して行きます。久し振りに浅見ワールドにどっぷり浸れます。
運命の十年 産経新聞社編
1931年の柳条湖事件から1941年の真珠湾開戦までの10年について10名ほどの識者たちによって産経新聞に連載された記事をまとめたもの。これは丁度昨年が柳条湖事件から60年ということで企画された記事でした。
これを読んでいると、確かに歴史には功罪両面の見方があり、一概にどれが正しい、とは言えないなと思います。さらに、このころの出来事は受験勉強ではさらっと流しただけなので、自分の無知さ加減にちょっと腹が立ち、ちゃんと理解しなくては、と思い始めています。
理系人間のための経営戦略入門 柴田英寿
これはMakeIT、mtomoでお世話になっている、柴田さんの3冊目の本。東大の先端研にて院生たちに講義した内容を、本にまとめたものです。
取り立てて難しい理論や用語をほとんど使わず、「経営」とは何かを解き、学生達に演習させていて、理系じゃなくても、「経営」について興味があるけど固い本は...、と思っている方におすすめです。