日本では対人・対戦車地雷を含めかなり高性能なものを大量に保有してました。理由は専守防衛。基本的に自衛隊は防衛を目的に設立されたため上陸部隊を迎撃しなければならないわけです。
そのため陸上兵器は全て「アンブッシュ」待ち伏せを前提に装備されてます。
戦車も機動性よりは隠蔽性を重視して作られています。
さて肝心の地雷なんですが旧ソ連が仮想敵国の場合、日本が地雷がないと自衛官が小銃で撃ち合わなければならず犠牲者が多数予想されました。
日本のような森林が多く狭い国土こそ地雷は非常に有効なのです。
ま、ロシアの極東軍は燃料切れでヘロヘロですし、某北国も同じく・・・
つまり地雷廃止ということは日本に大量の軍隊が上陸するという可能性はないと判断したんでしょうね。
平和になったと思う反面、若干の不安もありますな。
同胞の自衛官が地雷がない為に犠牲になるとなるといたたまれません。
もっとも現在の一番リアルな「有事」は言うまでもなく工作員でしょうから地雷を敷設するより高性能な対戦車ヘリで蜂の巣にしてしまう方が有効でしょうが。
この辺の事情は弟が某組織の特殊部隊に配属になってしまったので聞きましたがかなり現実的な話のようです。
おそらく事が起きた暁には一番に対処せざるを得ないのは弟の小隊でしょうから・・