6年ぶり甦る聖飢魔…悪魔の日ニッポン放送で発表 (サンケイスポーツ) - goo ニュース
タイトルだけで聖飢魔IIネタだと分かったらあなたはマニア。タイトルは彼らの第1教典です。
BBS版の徒然なるエッセイにも遠い昔に書きましたが、解散前に1度だけ、ライブを観ることが出来ました。彼らは個々人のテクニックもすごいけど、それをバンドとして完成させ、かつ「魅せる」パフォーマンスも素晴らしい、日本では貴重なライブバンドでした。
地球デビュー20周年での短期再結成とのことですが、是非ライブは見に行こうと思っています。
ちなみに聖飢魔IIの中で一番好きな曲が、EL・DO・RA・DOという曲。この曲はいくつかの教典に入っていますが、新しく出る度にキーが下がっていくという変わった曲。詳細はエルドラド考〜4つのEL・DO・RA・DOと作者を御覧下さい(笑)
僕は「WORST」というベストアルバムに入っていた、一番キーが低いバージョンが好きなのです。曲調だけじゃなく、歌詞が雅な感じで、気に入ってます。
このころくらいから、残虐性が薄らぎ、このような雅言葉を多用し始めます。その一つの頂点が、デーモン小暮のソロプロジェクトである、「小暮伝右衛門」なのでしょう。
【EL・DO・RA・DO】
作詞:デーモン小暮 作曲:デーモン小暮・紫馬肥(後のルーク篁三世)
まばゆき光の中 現われ出<いづ>る
見えるはずない大地 怪しく横たわる
あかねさす太陽のこもれ日の列
振りそそぐほどに 手招いているよな
悩ましい面影を照らしている
艶やかな幻の島
昔の記憶の中に現われ出<いづ>る
静かに沈みゆく うたかたの国
いつも日も届かない未知なる島
近づくほどに 眠りを誘うよな
麗しきぬくもりを漂わせてる
謎めいた金色<こんじき>の城
早くゆけ 早くゆけ
見失わないうちにたどりつけ
早くゆけ 早くゆけ
夢にまで見た 黄金郷<エルドラド>
あゝ まばたきさえ んゝ するのが惜しい
ずっと ずっと 見つめていたい
あゝ 目の前で
幾千年果てしなき夢と希望を
一夜<ひとよ>のうちに消してしまったのか
偽りの微笑を残したまま
再び浮かぶのはいつ
早くゆけ 早く行け
消えてしまわないうちに たどりつけ
早くゆけ 早くゆけ
夢にまで見た 黄金郷<エルドラド>