今週に入ってCardSystems Solutions社の個人情報流出問題、日本にも飛び火してきましたね。
と思ったら早速もりもりがblogに書いてました。最近更新してないなーと思ったけど(笑)
僕も相方から「ちゃんと明細見なアカンで」と言われましたが、言われるまでもなく明細確認は月次処理の一つで、全てのカードで利用明細とレシートをつき合わせてるので、おかしな決済があればすぐに分かります。
不正利用の場合は、よっぽど悪質な場合(カード会社への問い合わせが数ヶ月後とか)でない限りは、カード会社が負担してくれるので、あまり心配はしていません。もちろんカード会社も不正利用による損害に対するリスクヘッジとして、保険会社に保険をかけているため、費用負担は保険会社に。
通常この費用は年会費か、もしくは加盟店側の手数料やリボ・キャッシングの利率などに含まれているようなので、個人のカード保持者に対して目に見える負担はないようです。
もりもりが書いているように、これを気にカードを全て解約するような奇特な方はいない、という下りに関しては、僕は別の見方をしていて、僕らのように日常的にカードを使う人々はその通りなんだけど、勧誘されたからとりあえず作った、とか、昔作ったまま放置してた、というような幽霊会員的な人々はカード廃棄に走るでしょうね。また日本ではそういう人がかなり多いと思うので、カード会社としては不正利用による費用よりもそちらの方が悩ましいのではないでしょうか。
とはいえ、幽霊会員の口座管理にもある程度はコストがかかるわけで、一部のカード会社のようにカードの無償交換をしようとしている場合は、幽霊会員は早くいなくなってくれた方がカード発行費用を下げられて良いのかも(笑)
ま、ともかくこういう事件が起きた場合は、カード会社に「自分は被害者か?」と問い合わせてもあまり得策ではないので、毎月の明細をしっかり確認するクセをつけておくのが大事です。そうすれば大規模な不正利用事件以外での不正利用に対しても、目を光らせることが出来るから。
基本的に不正利用を個人で完全に防ぐのは、現在のコンピュータ・ネットワーク時代では不可能ですので、個人としては事後対策をしっかり行う、ということですね。カード会社は未然に防ぐ努力を続けるべきでしょうけど。