『夏の香り』鑑賞完了

ユン・ソクホ監督による「四季」シリーズ第三弾。前々作の『秋の童話』に続き、ソン・スンホンを主役に持ってきた、夏に起こった「二度目の恋」をテーマに、話は進みます。

前作『冬のソナタ』でもそうだったけど、今作品はさらに映像に凝りまくり。とにかく夏、ということで、非常に緑が強調された絵作りで、確かにキレイなんだけど、照明当てすぎ感もあり(笑)

当初ラブコメ、と聞いていたので期待していたのですが、やっぱりシリアスな恋愛。特典ディスクの映像によれば、監督が「やっぱり四季シリーズはシリアスじゃないと」と、撮影前に考えを変えたそうです。

ヒロインはソン・イェジン。未だにハン・ガインと顔の区別が良く付きませんが(^^;、かわいい。昔の中嶋美智代に似てる気がするので、僕の好みなのは間違いないです。

劇的な展開、どろどろした関係、というのは今回はあまりなく、割と淡々と進んでいきます。物語後半で涙のシーンが多いのは今まで同様。

ところで、気になることがあって調べてみました。ハングルな日々：ソン・スンホン主演『夏の香り』に書かれていたんですが、思った通り、ソン・スンホンの死んだ恋人の父親役は、『冬ソナ』のユジンの父親と同じ人が演じてました。少なくとも日本放映版では写真でしか出てきてないんだけど、気がついちゃった(笑)

他にも、ソン・スンホンの母親役は『秋の童話』でソン・ヘギョの母親役と『冬のソナタ』でユジンの母親役もやってます。それ以外にも多数でてる韓国のオモニ（お母さん）役で有名な役者さん。とはいえ、ユン・ソクホ監督は気に入った役者は何度でも起用するみたい。ソン・スンホンも二度目な訳だし。

今の季節に観るにはぴったり！？でももう2年前のドラマなんだよね。