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待ちに待った文庫化！速攻買って一気に読んでしまいました。3冊ともかなりのボリュームなのにも驚いたけど、実はあと2巻、1月に発売が残っています！現代ミステリの最高傑作の1つ、と謳われたりするのも分かります。
もちろん、長ければいいってもんじゃないんですが(笑)同じ事務所の京極さんに影響受けてるのかな？
ボリュームはすごくても、とにかく最後（というか3巻までは）飽きさせず一気に読めます。沢山の伏線が絡みまくっていて、最初はどうなるんだろう？と思っていたけど、ちょっとずつ糸がほぐれてきました。
誰を主人公と呼ぶべきかは、巻によって違うのですが、それぞれ異なる主要人物達の視点を用い、1つの事件を立体的に浮かび上がらせる手法は素晴らしいと思います。
ネタバレになるので細かい内容までは書きませんが、とにかくお薦めの本。だけど残り2冊出るまで待った方が良いかも。3巻読んだ時点で冬休み、だなんて酷すぎる(笑)