Amazon.co.jp:”俺様国家”中国の大経済文春新書: 本
冬休みの間に読み終えた本。最近中国への興味関心が高いため、名前だけで買ってみましたが、実は有名ブロガーの切込隊長の本でした。なるほど、だから「俺様国家」なのね。
しかしこんな若い著者が(僕より2つ上)新書を書くだなんて、新書の定義も変わったなと思います。内容は確かに硬派な内容だけど、文体がやっぱりくだけてるし。昔から新書が好きで読んでいる人には考えられないでしょうね。
内容としては、今の中国の本当の経済力は、中国政府自身はっきり分かっているわけではなく、かなりいい加減であろうことは理解できました。さもありなんという感じもしますが。
中国が発展途上国の時、80年代まではタダの隣国でしかなかったけど、なまじ米国とも張り合えるだけの経済力をつけてきたことにより、日本としても今後どう対応していくのか、もっと真剣に考える必要がある、という著者の弁には非常に共感を覚えます。