OS/2、お疲れ様。

日本IBM、OS/2のすべての活動を終了

とうとう、終わってしまいました。OS/2なんて、このblogの読者でも知る人ぞ知る、でしょうけど。僕は一時期ノートPCにOS/2 Warpを入れて本格的に使っていたので、ちょっと悲しいです。

元々OS/2は、MicrosoftとIBMが、MS-DOSに代わる次世代OSとして、80年代後半に開発を行っていたモノ。それが様々なタイミングや事情により、MicrosoftはOS/2を捨ててWindows NTの開発に集中することになり、IBMのみがOS/2をサポートしていくことになって、結局陽のあたる場所には出ることが出来ませんでした。日本では山口智子をCMに起用して頑張っていたのに。

こちらのページを読めば大まかなOS/2ヒストリーが分かります。

OS/2の歩みを振り返る:元麻布春男の週刊PCホットライン

OS/2といえば、高校の頃はこんな本を読んでいました。脇英世さん、OS/2の明るい未来を語りまくっていたんだよね、当時。

OS/2への招待―どこが変わる?何がすごい?
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OS/2とは何か―IBMのコンピュータ戦略
脇 英世
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