これまた一気に読み終えました。一組の、女の子と男の子の成長記とでもいうべき作品です。暗く、そして主人公がこの男女であるにもかかわらず彼らの心のうちはほとんど語られず、回りの人々の視点でのみ浮かび上がらせています。
また『幻夜』と大きく違うのは、1章毎に切れ目があり、彼らの所業が描かれていること。もちろん、明確に彼らのしわざとは書いていないのですが。勘繰りながら読み進めていくことになります。
この大作は読むべし。
東野 圭吾
集英社 (2002/05)
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