書いたつもりだったけどあんまり書いてなかった、Field Studyについて書いてみます。
HKUSTのSpring Semesterでは2つ、Field Study Courseがあります。一つは通常の授業はなく、香港を拠点とする企業に対して4人1組のグループ単位でコンサルティングを行うもの。
もう一つはShanghai Field Study Tripという名前で、4回の授業で中国を拠点にする企業について理解を深め、その後5日間上海にて企業訪問をし、そこで学んだことをレポートにする授業です。基本はPart-Timeの学生向けのコースでしたが、どういうわけか急遽Full-Timeの学生も受講可能になり、僕も含め5人が受講。
前者は4 CreditsのCourseとなっており(普通のCourseの2倍)、12週間でコンサルティングを行います。つまり3ヶ月間、みっちりやるということ。お金はもらいませんがClientがいるので、全く手抜きは出来ません。その代わりResumeに「こんなプロジェクトをやった」という経験を載せることが可能です。
いくつかの企業のプロジェクトがあり、僕はその中でも香港海洋公園(Oceran Park)のMarketing Budget Projectに参加することになりました。僕の第一希望のプロジェクトでした。
香港海洋公園は海洋テーマパーク、というよりは遊園地と動物園を合わせたようなもので、パンダもいます。香港迪士尼樂園が出来た後は客を奪われるのではないかという話も出ていましたが、むしろ客足を伸ばしていて、迪士尼樂園以上に人気があります。また経営母体は現在NPOが運営している、面白い組織です。
プロジェクトの詳細についてはNDAがあるので書けませんが、その名の通りマーケティング予算に関するプロジェクトです。メンバーは僕以外の3人は女性。インド人のSushma、シンガポール人のJing、中国人のMily。そして僕を含め全員ITがバックグラウンドで、マーケティングは素人…。まぁみんな経験がないからやりたいと手を挙げたのですが。
もう一つのShanghai Field Study Tripはプロジェクトを組んでコンサルティングを行うわけではなく、あくまでも中国でのビジネス活動について観察する、というのがメインテーマ。担当教授はMarcus Schuetz教授で、Shanghai Volkswagen Automotive Ltd.にてDirector Strategic Planning and Change Managementをしていた人。今年からArthur D. Little China Ltd.にてVice Presidentになっているようです。
そのバックグラウンドもあり、訪問企業の1つはShanghai Volkswagen Automotive Ltd.。17日に広州市にあるトヨタ工場を見学するので、それとの比較が個人的には楽しみです。
2つもField Studyを取ったため、クラスメートと較べ他のCourseを全然取ってません。魅力的な授業はいっぱいあったのですがField Studyを最優先にしてしまったので。ホントにこんな取り方で良いのかと若干心配ですが。