今年9月に香港科技大学のMBAに入学される出島さんのblogより。本記事にコメント残さず自分でエントリ書いてすみません。前々から書こうと思っていたネタだったので。
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記事のタイトルが一覧になっているので、個人的には新聞より読みやすく、過去記事も載っているので、日をさかのぼってみることができる点でも、新聞より便利でした。社説とか経済教室とか私の履歴書とかは載ってない（はず）ですが、そんなの読まないので、特に問題もありませんでした。
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僕は全く正反対の感想なんです。記事のタイトルが一覧になっているけど、基本的に時系列（一部のサイトではアクセス数Top5とかもあるけど）で、古い記事を読むためには「過去の記事一覧」等をクリックしないと出てこない。さらに、記事のタイトルだけではどれが自分にとってどれだけ重要かの判断がつかないため、片っ端からクリックして見ていくハメになります。
新聞を購読していた頃は、何面のどの場所に、どの程度の大きさのタイトルでどんな装飾か、によって重要度の重み付けがなされているため分かりやすかったのです。
更にいえば、どの新聞を購読するか、というのも当然新聞社の主義主張を元に選んでいるため、新聞社の編集方針と自分自身にとって重要度が高い記事には相関関係があり、全てのページの記事全文に目を通さずとも、ドコに記載されているかだけでも結構頭の中に残っていて、そういう情報もそれなりに役に立っていたわけです。
これがネットだと全ての記事がある意味平等になってしまっている（画面上の編集軸が基本的に時系列のみ）ため、紙の新聞だったらベタ記事扱いのモノまでが、アクセスするタイミングによってはトップに躍り出たりしている可能性があります。
確かに自分の頭で考え、判断するためには時間軸以外の評価軸を排除して並べておいた方がいいのかもしれません。しかし読みにくいのは間違いなく…それで香港に来てから日本の新聞社のサイトはほとんど見てません。