とうとう『終わり』の始まりです。本日をもって寮を出て行く友達が出てきました。6月は第一週目だけExam Weekなので、それが終われば各自インターンシップなどに励むことになります。
そのため、香港人達は寮を出て自宅に帰ってしまいました。西洋人達も残りの香港生活を楽しむために退寮してアパート借り始めてます。さみしいです。
6月9日、僕の誕生日には尖沙咀東にある香港海景嘉福酒店(インターコンチネンタルグランドスタンフォード)にて盛大に僕の誕生日パーティを…ではなく、卒業ディナーを行います。12ヶ月で卒業するクラスメートや交換留学に出た後そのまま卒業してしまうクラスメートとは、その日をもって本当にお別れになります。
気がついたら僕は卒業ディナーのオーガナイザーの1人になっていて、ディナーの最中に流すフォトスライドショーを作りました。3本。かなり力作です。最後に流す1本はクラスメートが感動して泣き出すぞ、くらいの自信があります。
そのためここ3週間ほど、入学当初からの写真を何度も何度も見ているのですが、それもあって余計に今は『想い出』に浸っている状態です。
香港に来てから9ヶ月。本当に早かった。前にも書いたように寮に住んでいたからこそ、もの凄く濃い時間を愛すべきクラスメート達と過ごすことが出来て、生涯忘れられない貴重な想い出がたくさんたくさん出来ました。
願わくはこの苦しくも楽しいMBA生活が1分1秒でも引き延ばせたら…と思うけど、終わりがあるからこそ貴重だと思えるのもまた事実。
大好きなみんなと過ごせる、残された時間はあとわずか。悔いのないように過ごします。
ここにきた当初、寮から教室へ移動するブリッジを歩いているときや、小巴や的士で街からキャンパスに戻る度に、あと何回この風景を見れるんだろう、と思っていました。
いつの間にかここでの生活にもなじみ、そんな風に思うこともしばらくなかったんだけど、最近またそんな風に考え始めました。『終わり』が近づいている証拠です。