『家有囍事2009』観ました。

典型的な春節向け香港映画!という趣の映画。実はこの映画、1992年に『家有囍事』、1997年に『家有囍事97』が上映されています。ストーリーにはつながりがないのですが、黄百鳴(レイモンド・ウォン)・谷徳昭(ヴィンセント・コク)コンビで制作しているホームコメディ映画なのです。といっても、過去の作品はまだ観たことがないのですが。

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今回の作品では呉君如(サンドラ・ン)、古天樂(ルイス・クー)、鄭中基(ロナルド・チェン)、黄百鳴、李香琴、夏春秋、沈丽君(ミキ・シェン)あたりが主演級。他、姚晨、陳道然(シーラ・チャン)、林子聰(ラム・ジーチョン)、鄭希怡(ユミコ・チェン)、張達明(チョン・ダッミン)、郭濤(グオ・タオ)、高志森(クリフトン・コウ)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)が出演。谷徳昭が監督をつとめています。

最後の最後のシーンで、甄子丹(ドニー・イェン)が出ていたような…大きなサングラスかけていて数秒のカットだったので本人かどうかは判断出来かねますが…。阿saは今回ちょい役。

古天樂のお相手役、沈丽君が非常に気になったので調べてみたら、上海一の美女として今評判らしいです。しかも复旦大学出身の才女。今後が期待です。

呉君如はこのシリーズの1本目でも主役級、2本目ではカメオ出演だったらしいですが、3作目の今回は久しぶりの本格映画復帰。彼女は昨年の『第二十七回香港電影金像獎頒獎』にて、8部門受賞した『投名狀』の監督、陳可辛(ピーター・チャン)の奥様。子育てがあるため仕事をセーブしていたそうです。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogをどうぞ。

■[見る][香港映画]《家有[喜喜]事2009》:2009-01-26 - 香港電影迷宮 blog

中国では上映1週間で1000万元を超えたそうです。

王道の香港コメディ「家有喜事」最新作、「レッドクリフ」に続く大ヒット―中国:レコードチャイナ

香港の文化や芸能ニュースなどに詳しくないとちょっとわからないだろうなーという箇所も多いので、日本での上映は難しいと思います。香港で観れてよかったです。しかし呉君如と古天樂のコメディは本当に面白い!最後まで楽しく観れました。