みんな病んでます…。

このblogではネガティブなことは書かないようにしています。書いていてもつまらないし読む方もつまらないだろうと思うから。

でも進学の判断材料としてアジアのMBAを目指す方々が読んでいたりもするので、おもしろおかしく日々過ごしている訳でもない、という事も書いておこうと思い立ちました。

現状、僕のクラスメートで就職が決まっているのは全体の1/3程度です。昨年の今頃、1つ上の先輩方はほぼ全員就職していたことを考えると、かなり悲惨な状況です。香港中文大学MBAでも多くの人は決まっていない、と先日の飲み会の時に聞きました。

そのため、一部本当に「まだまだ勝負はこれから!」と楽観視しているクラスメートもいますが、多くのクラスメートは相当プレッシャーを感じています。

学内の教室がある建物から寮に帰る際、高さ20mほどの橋を渡るのですが、先日クラスメートと以下の会話を交わしました。

友「ここからジャンプすれば一発だよな」
僕「いや〜、高さ足りなくね?助かっちゃうかも」
友「十分だって!絶対大丈夫」

…相当病んだ会話です。

一番の仲良しクラスメートは、優秀なのでこういう状況下でも何度か面接まで進んでいるのですが、それでも明らかに精神的に病んでいる感じを言動からひしひしと感じます。

また面接でも、「現在の人材市場にどんな人がいるのか、時間があるからちょっと見てみよう」という、冷やかし半分の面接もあるそうで、面接中に冷やかしとわかった時の失望感はかなりのものだと嘆いていました。もちろん、冷やかし半分とはいえ、面接中「きらりと光ってる」と思われれば採用の道もあるはずで、一概にそういう会社のやり方が間違っているとは言えないと思います。しかし面接官の暇つぶしの相手、と感じてしまうと、つらいと思います。

僕も含めみんな友達同士でいるときには明るく振る舞っているのですが、やっぱり隠しきれなくなってきています。僕自身、つい先日も就職関連の話では全くないのに突然仲良しの友達から「プレッシャー感じてる?」と聞かれて、どきっとしました。隠してるつもりなのに…。

やっぱり夜は寝付けなくて悶々と考えたり、すんなり寝れた時も途中で悪夢で起きたり…。心身共に衰弱しているなと。

こんなことを書くと励ましコメントやメールが来そうですが、それよりも職下さい…いや冗談です。

一応最後に明るい話も書いておかないと。今日、日本で最大手SIerの一社の香港支社と面接してきました。結構良い感触があったのですが、面接終了後この会社を紹介してくれた転職支援会社から電話があり、先方からも好感触だとの連絡を頂きました。

もちろん日本式の「好感触」は100%鵜呑みに出来ないなと思っていますが(^^;、ダメ出しされるより嬉しいモノ。次の面接に呼ばれるのを期待しながら待つことにします。

しかし日本語で面接だったので、言わなくても良いことまで言ってしまった感があり、ちょっと後悔…英語だったら考えながら話すので、言わなくても良いことを言ったりはしないのに…。

またMBA Career Officeからご指名があり、来週、香港ローカルの某保険会社によるManagement Trainee向け模擬面接に参加することになりました。模擬面接とはいえ、結果がよければそのまま採用の道をたどる可能性は十分にあるらしいのです。

とはいえ、この会社は先日うさん臭さを感じて面接辞退した会社…なので、どうしようか結構迷ったのですが。MBA Career Office経由の話だし、面接の練習だ、と割り切って受けることにしました。割り切ったとはいえ手を抜くつもりはもちろんないので、ガンバリマス。