『愛情故事』観ました。

友達のEdgar、Carrie、Jingの3人と一緒に観に行ってきました。主演は江若琳(エイレン・コン)、文詠珊(ジャニス・マン)、何浚尉(レックス・ホー)の3人。彭氏兄弟(彭ブラザーズ)の1人、彭順(オキサイド・パン)監督作品です。彭順の作品は恐怖映画が多いようですが、こちらはシンプルなラブストーリーでした。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogをどうぞ。

■[見る][香港映画]《愛情故事》:2009-03-02 - 香港電影迷宮 blog

江若琳と文詠珊がレズで、何浚尉が二人の内のどちらかを好きになってしまう三角関係なのか、と思って観ていたのですが誤解だったようです…。事前の記事などで江若琳と文詠珊のキスシーンばかり取り上げられていたから…。

何気ない香港の下町の風景が物語に現実感を与えている、のですが、撮影監督の意向だと思うのですが、画面の特定の部分に焦点を合わせていることが多く、観ていてちょっと気が散ってしまいました。焦点を当てている部分(人物の顔とか、手とか)に注目して欲しい、ということかもしれませんが、焦点の宛方がピンポイント過ぎて画面の半分以上がぼけている感じ。アーティスティック、といえばそうかもしれないけど、僕の好みの絵ではありませんでした。

観た後、Carrieは泣いていて、Edgarはシンプルすぎてつまらない!、とお怒り、Jingはまぁまぁだったそうで。観る人によってやっぱり違うモノだなと思いました。確かにこの映画は女性向きで、凝ったストーリーやどんでん返しなどがないので、『保持愛你』の方がリアリティがあって面白かったです。