ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路主演、他に余貴美子、オダギリジョー等出演。是枝裕和監督作品です。
こちらに感想がありました。
ペ・ドゥナ、思い切ったな−、と思うくらいのオールヌード。スタイル良いのだけど、空気人形(ようはダッチワイフ)という役柄で表情がないので色気はあまりありません。こういう役をやれる日本の女優さんがいないのがやや残念。
ペ・ドゥナが徐々に人の心を持つ変化は非常に上手いです。そして最後はちょっと悲しい結末。
本筋には関係ないのですが、ペ・ドゥナが人の赤ちゃんをあやすシーンがあって、そこで赤ちゃんのお母さんから「すみません…」と言われて追い払われるシーン、今の日本だなぁと思いました。
確かに小さな子供を対象にしたような凶悪事件も多いとはいえ、他人からの干渉を一切受けない、というのは寂しいなと思いました。中国や香港では赤ちゃんや子供には他人でもあやしたり話しかけたりするのは普通。子供は社会の宝、という意識が無意識に刷り込まれているのだろうなと思います。