『黒社会以和為貴』観ました。

任達華（サイモン・ヤム）、古天樂（ルイス・クー）主演、その他に林家棟（ラム・ガートン）、王天林（ウォン・ティンラム）、張家輝（ニック・チョン）、林雪（ラム・シュ）、張兆輝（チョン・シウファイ）、鄭浩南（マーク・チェン）、安志杰（アンディ・オン）等出演。杜琪峯（ジョニー・トー）監督作品です。

例によってあらすじは香港電影迷宮さんのblogでどうぞ。

前作『黒社会』に続く、第二作。前作の感想にヤクザの選挙制、という話を書きましたが、実はあれは中国への批判だそうで。奥が深い！以下ネタバレになりますが、その件について書かれています。

実際のヤクザは血で血を洗う抗争の末トップになるのであり、劇中の「選挙」というのは、普通選挙を阻む中国共産党政府に対する当てつけだとか。こういう風刺をさらりと映画の中に入れてしまう香港映画の懐の広さが好きです。