ハワイ総括編

あっという間のハワイ旅行。滞在期間は3泊4日なので短く感じて当然です。しかし一通り有名どころは観て回ったので、満足です。初ハワイで感じたことを纏めてみます。

【言葉】
ハワイと言えば、どこいっても日本語が通じて日本人には旅行しやすいエリア、と聞いていました。しかしながら、実際にはさにあらず。正確に言うと、「日系旅行会社ががっちり根を下ろしていて、彼等が提供しているツアーでハワイに来れば英語いらずで楽しめる」場所でした。

僕らはツアーは一切使っていないため、行く先々でそれなりに英語が必要でした。もちろん苦になることはありませんが。

ちなみに広東語や中国語を聞くことはほとんどありませんでした。中国人にとってはまだビーチリゾートを楽しむ、という概念が定着していないのかもしれません。

【日本人の行動様式】
ショッピングモールでは日本人と非日本人が半々な感じ。ツアーに組み込まれていないようなお店、海岸では欧米人が圧倒的多数。特に海岸では、小さな子連れ以外の日本人はほとんど見かけず。

街中にいる日本人女性達はみな日焼け対策に長袖・帽子姿。なにしにビーチリゾートに来ているんだろう?とやや疑問でしたが、多分彼女たちはお買い物やフラ等のエンタメを見に来てるのでしょうね。

日系旅行会社はトロリーバスという名の巡回バスを多数走らせていて、その旅行会社のツアー客を無料で乗せていました。僕らのような非ツアー客は利用不可だったので、路線バスやタクシーを使わざるをえず、若干不便でありました。

【レストランの価格】
日本のガイドブックに載っているお店、特にハワイアンパンケーキのお店を何軒か回って感じたのは、「高い!」ということ。香港に住んでいるから、ではけっしてありません。アメリカ本土なら、USD3~4出せばおなかいっぱい朝御飯が食べれたと記憶していますが、ハワイでパンケーキ食べると軽くUSD10超えます。日本で同様のものを食べようとすると1.5倍くらいするでしょうから、日本に住む日本人には割安かもしれませんが...。

高い理由として、それらのお店が観光客(特に日本人)を主要なターゲットにしているから、というのがあるんだろうと思います。その証拠にほとんど地元民の客をお店でみませんでした。地元の人々は自宅で作って食べるか、日本のガイドブックには載らない(英語の出来ない観光客にはハードルの高い)お店に行くのでしょうね。

Eggs 'n thingsで唯一地元在住のアメリカ人と話をしましたが、彼はトレーダーで友人3人と自家用セスナを保有していると言っていたので、富裕層。そうでないとこの手の高いお店にはこないのでしょう。

ハワイ通の人達がハワイに行くときはキッチン付きコンドミニアムに泊まり、食事は自炊だそうです。納得。

【気候】
時々天気雨が降る程度で、総じて高温低湿でした。高温多湿都市から来た僕には、乾燥しすぎて肌がぼろぼろに。ハワイに住み着いた日本人の方々もお肌が結構大変そうでした。たまに行くにはいいけれども、住むとお肌のお手入れが大変かなと思います。