香港の大金持ち、李嘉誠(リ・カシン)を中心とした、香港の巨大財閥の成立の過程を描いた、日本語ではめずらしい本です。
この本の中には、いつもお世話になっているフェニックスグループの荻野さんも出ていました。香港で人気が高いCitySuperの設立、及び彼等が一号店を時代廣場で、二号店を海港城に開いた時の秘話がここで語られていて、なるほどーと勉強になりました。
それ以外にもなぜ香港の財閥が不動産事業を中核に据えているのか、等香港経済ならではの話が満載で、香港の経済をもっとよく知りたい人には好著です。
秘録華人財閥―日本を踏み台にした巨龍たち
posted with amazlet at 12.10.15
西原 哲也
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