ボストン詣でにものもうす。

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先月末、香港のMBAに来ている日本人留学生の何人かが、ボストンまで『ボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)』に参加するために旅立っていきました。

その「ボストン詣で」にものもうす!

といっても学生さん達にではなく、出展企業に、です。実は僕の働いている会社の日本本社も出ていたらしい...正直嘆かわしいと思いました。

日本企業が「グローバル化」を声高に叫びだして久しいですが、実際に業務を拡大しているエリアは欧米よりもアジアが多いはず。それにも係わらず、アメリカで求職活動とは、どうなんでしょうか?アメリカの日本人留学生をアメリカで雇用するならボスキャリも意味があると思うのですが、配属は日本だったりアジアのどこか、というほうがアメリカで雇用するよりも多いはず。

そうならば、アジアに求職活動しにくるべきだと思うんですけどね。アジアにも優秀な学生が来てますよー。

個別の企業で来るのが色々大変なら、キャリアフォーラムのような組織がアジアでそういった求職活動を組織したら良いと思うのだけど、全然その様子は無し。

例えば香港かシンガポールで、日系企業を集めて、日本人留学生だけではなく、優秀な各国の学生を現地法人での幹部候補として登用するとか、ありだと思うんですけどね。あり、というよりあるべき姿、と言っても言い過ぎではないはず。

もちろん、海外現法で働いている日本人達は、自分たちのポジションを奪われることになるので積極的にそのような動きをする動機づけがありません。そこは本社が主導権取って動くといいと思うのですが。

キャリアフォーラム、もしくはそのようなコンセプトの求職活動をアジアに招聘したいと思う人、いないでしょうか?